ぼくたちのナチュラルハイ!

健常者は見ちゃだめ!ぜったい!

第16話 「マイパワー!」

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2011年。

 

リーチ☆フェアラート制裁後の話である。

 

 

:「 あ! シャーク先輩っ…!! 」

 

 

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<<  ダンデライアン☆スモール  >>

 

 

マウス :「 バカっ…! 声でけえよ…! 」

 

マウス :「 ここ カードショップん中だぞ? 」

 

 

ダンデライアン :「 シャーク先輩ファイル見せてよっ! 」

 

 

マウス :「 って言った最中から・・ 」

 

マウス :「 何回もその呼び方やめろっつっただろーが 」

 

マウス :「 おめーに見せても意味ねーし! 」

 

 

ダンデライアン :「 なんで? シャークできないから? 」

 

 

マウス :「 だから…! 」

 

マウス :「 声でけえっつってんだろ…!(汗) 」

 

 

ダンデライアン :「 あっ! これちょーだいよっ! 」

 

 

マウス :「 あ? どれだ? 」

 

 

ダンデライアン :「 ダムド使いたいから貰っとくねっ! 」

 

 

マウス :「 って… 」

 

マウス :「 てめー! それ米版のシクじゃねーかよ! 」

 

マウス :「 ざけんじゃねーぞこのクソガキィ…! 」

 

 

ダンデライアン :「 えーーーーー。 」

 

ダンデライアン :「 シャーク先輩 ケチぃ~。 」

 

 

マウス :「 ケチで結構・だ! 」

 

マウス :「 それにおめーもシャーカーだろーが! 」

 

マウス :「 人のことシャーク呼ばわりすんのはやめろ! 」

 

 

ダンデライアン :「 だからシャーク先輩って… 」

 

ダンデライアン :「 ちゃんと「先輩」つけてんじゃんっ! 」

 

 

マウス :「 あー、もういい。何でもねーよ・・・ 」

 

 

: 「 おー。これはこれは。 」

 

: 「 随分とお高いカードばかり入ってそうなファイル…! 」

 

 

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<<  オッフル☆ナダム  >>

 

 

マウス :「 あ? 」

 

 

マウス・・・( !!? )

 

マウス・・・( こ、こいつ…! )

 

 

マウス :「 見ますか? 」

 

 

ナダム :「 拝見させていただきましょう。 」

 

 

ナダム :「 ふむふむ( ファイルを見ながら ) 」

 

 

ナダム :「 ところで 」

 

ナダム :「 知っていますよ? 」

 

ナダム :「 リーチ✩フェアラートの件。 」

 

ナダム :「 なかなか面白いことを。 」

 

 

マウス :「 結局最後は・・ 」

 

 

 

回想

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

リーチ宅。

 

ピーンポーン! ( インターホン )

 

 

マウス :「 出てこないな 」

 

マウス :「 だが明かりはついている 」

 

 

ピーンポーン!

 

 

マウス :「 ん? 」

 

マウス :「 明かりが消えた…! 」

 

 

マウス・・・( いるのに出てこない )

 

マウス・・・( でも明かりは消す )

 

マウス・・・( 出るつもりがないなら、 )

 

マウス・・・( わざわざ明かりを消す必要はない )

 

マウス・・・( そのまま居留守をしていればいいはず…! )

 

マウス・・・( 明かりを消すということは、 )

 

マウス・・・( 意図的に中にいることを示しているようなもの…! )

 

マウス・・・( 何のために? )

 

マウス・・・( !!? )

 

マウス・・・( 準備か…!! )

 

 

マウス :「 ダンデライアン…! 」

 

マウス :「 一旦扉から距離をとる 」

 

 

マウスとダンデライアンはリーチ宅の扉から数メートルほど距離を置く。

 

 

マウス :「 おまえはそこで隠れていろ 」

 

 

バコォォン!

 

 

マウス :「 ! 」

 

 

リーチ :「 ハァ ハァ… 」

 

 

扉の前には刃物を持ったリーチの姿が。

 

 

ダンデライアン・・・( ガク ガクっ・・ )

 

 

マウス :「 ダンデライアン・・ 」

 

 

リーチは勢いよく扉を閉め、鍵をかける。

 

 

マウス・・・( ブチィ…! )

 

 

ドォォン!

 

 

マウスはリーチ宅の扉へ飛び蹴りをする。

 

 

マウス :「 出てこい…!! リーチ…! 」

 

 

マウス・・・( 明かりは消えたまま・・ )

 

マウス・・・( 幼いダンデライアンを使い、 )

 

マウス・・・( 盗まれた被害者を装ってもらう予定だったが、 )

 

マウス・・・( バレたなら仕方ない )

 

マウス・・・( もうリーチからは搾取できない…! )

 

 

ダンデライアン :「 は、刃物持ってたよぉ…? 」

 

 

マウス :「 わかっている 」

 

マウス :「 どの道 交渉の余地はない 」

 

マウス :「 帰ろう 」

 

 

2人はリーチ宅を後にし、歩いている途中。

 

 

マウス :「 ん? 」

 

 

ノーサイレン・ノーライトのパトカーが、

 

マウス、ダンデライアンとすれ違う。

 

 

マウス :「 フフっ 」

 

マウス :「 リーチか笑 」

 

 

パトカーはリーチ宅のアパートの駐車場へ入る。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

回想終わり。

 

 

 

ナダム :「 ハッハッハ…!! 」

 

ナダム :「 これは良い話を。 」

 

 

マウス :「 話題を変えましょう 」

 

マウス :「 聞きたいことがあります 」

 

 

ナダム :「 なんなりと。 」

 

 

マウス :「 トレードで入手したカード。 」

 

マウス :「 いつもどうやって捌いていますか? 」

 

 

ナダム :「 買取がメイン。 」

 

ナダム :「 楽ですよ? 」

 

 

マウス :「 買取以外の手段は? 」

 

 

ナダム :「 対人・ですね。 」

 

 

マウス :「 もしそれ以外の方法があったとしたら? 」

 

 

ナダム :「 内容次第では是非手を出してみたいところ。 」

 

 

マウス :「 単刀直入に言うと、 」

 

マウス :「 私は未成年です 」

 

マウス :「 ショーケースを月ごとにレンタルして、 」

 

マウス :「 カードを販売することができるサービスがあります 」

 

マウス :「 しかし20を超えないと契約することができません 」

 

 

ナダム :「 ふむ。 」

 

ナダム :「 つまりは、20を超えているわたしに 」

 

ナダム :「 代理契約をしてもらいたいと? 」

 

 

マウス :「 いかにも 」

 

 

ナダム :「 いいでしょう 」

 

ナダム :「 興味があります 」

 

ナダム :「 わたし自身もそこを利用することができるのなら、 」

 

ナダム :「 こちらにも利があります 」

 

 

ナダム・・・( 買取だと、どの店舗でも )

 

ナダム・・・( 売りたくない値段を提示されることがある )

 

ナダム・・・( そのせいで売らずに )

 

ナダム・・・( 溜ってしまっているカードもある )

 

ナダム・・・( かといい、 )

 

ナダム・・・( オークションは一件一件のやり取りを )

 

ナダム・・・( しなければならず、わたくしには不向き )

 

ナダム・・・( それらを気にすることなく )

 

ナダム・・・( 捌くことができるのであれば魅力的。 )

 

ナダム・・・( 代理くらいならしてあげましょう )

 

 

ナダム・・・( それにこの少年の持つカードファイル。 )

 

ナダム・・・( いやぁ~ )

 

ナダム・・・( コレクター心をくすぐられちゃいますねぇ~。 )

 

ナダム・・・( 英語版、アジア版…! )

 

ナダム・・・( どれもフルレアリティに近いカードが、 )

 

ナダム・・・( ファイルにずらりと並んでいるではないか…! )

 

ナダム・・・( 強欲で謙虚なウツボのシークレットレア。 )

 

ナダム・・・( 現在のレートは1枚15000。 )

 

ナダム・・・( これが9ポケに9枚、次のページにもずらり。 )

 

ナダム・・・( ダークアームドゥドゥラゴンのシークレットも )

 

ナダム・・・( いいですねぇ~ )

 

ナダム・・・( これはなんとも、びゅーてぃほー♪ )

 

ナダム・・・( よくここまで成長したものです )

 

 

ナダム・・・( あわよくばこのカードファイル…! )

 

ナダム・・・( このわたくしが買収してさしあげますよぉ…!! )

 

 

 

マウス :「 ショーケースについて一通り説明しておきます 」

 

マウス :「 まず、月ごとにレンタル料を払う必要があります 」

 

マウス :「 場所によって金額は異なりますが、 」

 

マウス :「 月に5000円程度と考えていただければ、 」

 

マウス :「 問題ありません 」

 

マウス :「 次に。 」

 

マウス :「 契約期間についてです 」

 

マウス :「 一ヵ月、二ヵ月、三ヵ月から 」

 

マウス :「 選択することができ、 」

 

マウス :「 最大で1ケースにつき三ヵ月まで契約が可能です 」

 

マウス :「 もちろん1人あたり、 」

 

マウス :「 複数のショーケースを契約することができます 」

 

マウス :「 ショーケースはビルのように、 」

 

マウス :「 下から上までで4つほど重なっている状態で、 」

 

マウス :「 下のケースと上のケースは 」

 

マウス :「 客が見づらいためお勧めできません 」

 

マウス :「 その分、真ん中の2つと比べて、 」

 

マウス :「 レンタル料は安いですが、 」

 

マウス :「 レンタル料の差を気にするよりも 」

 

マウス :「 場所を優先したほうが明らかに売れやすいと言えます 」

 

 

マウス :「 次に委託販売についてです 」

 

マウス :「 ショーケースに入る分まで 」

 

マウス :「 売りたいものを置くことができます 」

 

マウス :「 金額は全て自分で設定することができますが、 」

 

マウス :「 値札は自分でつける必要があります 」

 

 

マウス :「 最後です。 」

 

マウス :「 ショーケースのレンタル料に加え、 」

 

マウス :「 委託販売している商品が売れたら、 」

 

マウス :「 その金額から15%を手数料として自動的に引かれます 」

 

 

マウス :「 こちらが行う必要があるのは、 」

 

マウス :「 ショーケースの場所を指定し、契約すること 」

 

マウス :「 自身で値札をつけた商品をそのケースに置くこと 」

 

マウス :「 契約期間内であれば何度でも補充することができるので、 」

 

マウス :「 定期的に売れ行きを確認・値段変更・補充を行うこと 」

 

マウス :「 契約期間の終了が近くなったら清算しに行くこと 」

 

マウス :「 以上です 」

 

マウス :「 他は全てショーケース側がやってくれます 」

 

 

ナダム :「 ふむ。 」

 

ナダム :「 おおよそは理解しました。 」

 

ナダム :「 とくに問題はないでしょう。 」

 

 

マウス :「 なら連絡先を交換しましょう 」

 

 

ナダム :「 こちらの都合の良い日時が決まり次第、 」

 

ナダム :「 わたくしから連絡しましょう 」

 

 

 

数日後。

 

ナダムから着信。

 

 

マウス :「 はい。 」

 

マウス :「 日時の連絡でしょうか? 」

 

 

ナダム :「 それもそうなのですが、 」

 

ナダム :「 こちらから1つ提案があります 」

 

 

マウス・・・( 提案? )

 

 

マウス :「 続けてください 」

 

 

ナダム :「 現時点の話では、 」

 

ナダム :「 わたくしはわたくしのケースを借り、 」

 

ナダム :「 わたくしのカードのみを置く。 」

 

ナダム :「 君のケースはわたくしが代わりに借り、 」

 

ナダム :「 君のカードのみを置く。 」

 

ナダム :「 このように、わたくしと君とで 」

 

ナダム :「 ショーケースを完全に分けるということで 」

 

ナダム :「 理解しています 」

 

ナダム :「 わたくしのカードと君のカードを 」

 

ナダム :「 同じケースに入れてしまうと 」

 

ナダム :「 清算が困難になるからです 」

 

 

マウス :「 こちらも同様の認識でいます 」

 

 

ナダム :「 わたくしとしては、 」

 

ナダム :「 わたくしのカードと君のカードを 」

 

ナダム :「 同じケースに入れて委託販売したいと考えています 」

 

 

マウス :「 ? 」

 

 

ナダム :「 互いに同じカードを置くとき、 」

 

ナダム :「 どうしても金額に差が生まれてしまいます 」

 

ナダム :「 予め、わたくしと君とで値段を合せるように 」

 

ナダム :「 打ち合せることは可能だとは思いますが、 」

 

ナダム :「 それだと互いに全てのカードの値段を 」

 

ナダム :「 事前に確認する必要があり、 」

 

ナダム :「 多少の手間となってしまいます 」

 

ナダム :「 それに加えて、 」

 

ナダム :「 仮に今のが実現したとしても、 」

 

ナダム :「 他の人が我々が置いているカードと 」

 

ナダム :「 同じカードを置く場合、または既に置いている場合、 」

 

ナダム :「 我々より安くする可能性が非常に高いです 」

 

ナダム :「 その場合、わたくしのカードについては、 」

 

ナダム :「 わたくしの独断ですぐに値段を下げることができますが、 」

 

ナダム :「 君のカードについてはすぐに対応することができません 」

 

ナダム :「 こちらの判断で君のカードの値段を 」

 

ナダム :「 勝手に下げるわけにはいかない、というのと、 」

 

ナダム :「 値段を下げるにしても、 」

 

ナダム :「 必ず君に確認する必要があるからです 」

 

ナダム :「 値段を上げる場合でも同じことが言えるでしょう 」

 

ナダム :「 定期的にショーケースへ行くとはいえ、 」

 

ナダム :「 毎日のように行けるわけではありません 」

 

ナダム :「 なら、わたくしがショーケースへ行く際、 」

 

ナダム :「 必ず君が来る、と言ったとしても、 」

 

ナダム :「 おそらく100%は実現しないでしょう 」

 

ナダム :「 そちらにも予定があります 」

 

ナダム :「 わたくしが急きょ行きたいと思った場合、 」

 

ナダム :「 今から行くから来て、と 」

 

ナダム :「 君に連絡をしたとしても、 」

 

ナダム :「 おそらくそちらは来れないかと思います 」

 

ナダム :「 例えば、わたくしがショーケースへ行くのが、 」

 

ナダム :「 一ヵ月に2回だとします 」

 

ナダム :「 そちらが来れなかった日を差し引くと、 」

 

ナダム :「 わたくしと君がショーケースで会うことができるのは 」

 

ナダム :「 一ヵ月に1回ということになります 」

 

ナダム :「 このようにショーケースで 」

 

ナダム :「 会うことができる日が限定されてしまうと 」

 

ナダム :「 そちらにとって不利であり、 」

 

ナダム :「 不公平になってしまいます 」

 

ナダム :「 そちらが来れなかった日に 」

 

ナダム :「 おそらくわたくしは自分のカードの値段を 」

 

ナダム :「 他の人の置き値と比べてから、下げるかと思います 」

 

ナダム :「 そのタイミングで君のカードの値段も下げるべきか、を 」

 

ナダム :「 君に連絡したとしても、 」

 

ナダム :「 返事が遅ければ、わたくしは帰宅してしまいますし、 」

 

ナダム :「 その連絡をすること自体が、 」

 

ナダム :「 わたくしの立場からすると現実的ではありません 」

 

ナダム :「 つまり、非常に簡単な表現をしますと、 」

 

ナダム :「 現時点の話のままでは、 」

 

ナダム :「 互いに「自由」がきかない、ということです 」

 

 

ナダム :「 なので、わたくしが君のカードを、 」

 

ナダム :「 買い取ってしまえば良いと考えています 」

 

ナダム :「 そのほうがそちらにとっても 」

 

ナダム :「 良い話であると思いますし、 」

 

ナダム :「 これは互いに「自由」がきく方法でもあります 」

 

ナダム :「 わたくしはわたくしの行きたいタイミングで、 」

 

ナダム :「 ショーケースへ行くことができ、 」

 

ナダム :「 ケースもわたくし専用と君専用とで分ける必要もなく、 」

 

ナダム :「 値段も好きに決めることができます 」

 

ナダム :「 つまり全てが自由です 」

 

 

マウス・・・( オレからカードを買うこと以外はなァ笑。 )

 

 

ナダム :「 もちろん、君のカードは、 」

 

ナダム :「 ショーケースで売りたい金額設定で問題ありません 」

 

ナダム :「 明らかに異常な金額提示をされない限り、 」

 

ナダム :「 その値段でわたくしが買取ります 」

 

 

マウス :「 確認ですが、 」

 

マウス :「 そちらがショーケースを続けている限り、 」

 

マウス :「 私からカードを買い続けるという認識で 」

 

マウス :「 よろしいでしょうか? 」

 

 

ナダム :「 いかにも。 」

 

ナダム :「 そちらから買い取ったカードも、 」

 

ナダム :「 スムーズに売れていくと推測しています 」

 

ナダム :「 溜っていくだけ、とは考えていません 」

 

ナダム :「 それにショーケースに出す値段を決めるのは 」

 

ナダム :「 わたくしです 」

 

ナダム :「 そこに差額が生まれれば、 」

 

ナダム :「 そちらから買い取ったカードで 」

 

ナダム :「 損してしまうものがあったとしても、 」

 

ナダム :「 得をするものもあるので、 」

 

ナダム :「 うまくバランスをとれるでしょう 」

 

 

マウス・・・( それはどうだろうねぇ~笑。 )

 

 

マウス :「 わかりました 」

 

マウス :「 そちらの提案通りでこちらも問題ありません 」

 

マウス :「 ところでケース代についてですが、 」

 

マウス :「 私はかかった分の半分を払えば良いでしょうか? 」

 

 

ナダム :「 いいえ。結構です 」

 

ナダム :「 わたくしはあくまでも 」

 

ナダム :「 そちらからカードを買取るという立場です 」

 

ナダム :「 代理ではありますが、 」

 

ナダム :「 本来の形である代理とは異なるためです 」

 

 

マウス :「 いえ、それだと申し訳ないので、 」

 

マウス :「 半分は受け取ってください 」

 

マウス :「 この話がなければ、 」

 

マウス :「 そちらが私からカードを買取るという話は 」

 

マウス :「 そもそも存在していません 」

 

 

マウス・・・( この男はおそらく誠実 )

 

マウス・・・( 簡単に裏切るようなマネはしないだろう )

 

マウス・・・( かと言って裏切りやすい状況を作るのは好ましくない )

 

マウス・・・( ナダムが買取りたくないと思ったとき、 )

 

マウス・・・( その説得に )

 

マウス・・・( こちらがケース代を一切払ってないことを )

 

マウス・・・( 利用してくるのは間違いないだろう )

 

マウス・・・( だから半分払う )

 

マウス・・・( これは絶対に受け取ってもらう必要がある )

 

マウス・・・( もしナダムが買取りたくないと交渉してきたら )

 

マウス・・・( 逆に半分ケース代を払っているとこちらが主張できる )

 

マウス・・・( 仮に返すと言われた場合でも )

 

マウス・・・( 受け取りを拒否すればいい )

 

マウス・・・( おそらくここでナダムは諦めるだろう )

 

マウス・・・( 少なからずこちらが半分払った契約期間中は )

 

マウス・・・( 買い続けるしかない、という )

 

マウス・・・( 選択をとらざるをえなくなるだろう )

 

マウス・・・( 逆に言えば、 )

 

マウス・・・( こちらが半分払っている契約期間が終了すれば )

 

マウス・・・( ナダムはこちらにたいして )

 

マウス・・・( 今後買い取らないことについての )

 

マウス・・・( 交渉がしやすくなる )

 

マウス・・・( だからそれまでは買い続ける可能性が高くなる )

 

マウス・・・( どの道、半分払うことにこしたことはない )

 

 

ナダム :「 ふむ。 」

 

ナダム :「 それなら半分いただこう 」

 

 

マウス :「 それではいつからスタートしますか? 」

 

マウス :「 ショーケースを契約する際、 」

 

マウス :「 私もいたほうが良いでしょう 」

 

マウス :「 意外と店内は広いので、 」

 

マウス :「 真ん中のケースを契約できても、 」

 

マウス :「 その場所がそもそも悪いことがあります 」

 

マウス :「 どのあたりにあるケースを契約すれば良いかなど、 」

 

マウス :「 私がいればアドバイスすることができます 」

 

 

ナダム :「 確かにそのほうが良い ですな 」

 

ナダム :「 それでは今週の日曜日でどうでしょう? 」

 

 

マウス :「 問題ありません 」

 

マウス :「 集合はアキパにしましょう 」

 

 

 

日曜日。

 

アキパ。

 

ポークスにて。

 

 

マウス :「 それではさっそく… 」

 

マウス :「 まずはこのケースです 」

 

マウス :「 ここは店員に聞いたところ、 」

 

マウス :「 あと10日ほどで契約が終了になる上に、 」

 

マウス :「 契約の予約もされていないとのことなので、 」

 

マウス :「 今予約すれば10日ほど待つだけで使用可能です 」

 

 

ナダム :「 契約の予約ができるとは。 」

 

 

マウス :「 申し訳ありません 」

 

マウス :「 すっかり伝え忘れていました 」

 

マウス :「 しかしここは場所が良い上に、 」

 

マウス :「 10日後にはすぐに使えます 」

 

 

ナダム :「 契約の予約という存在に、 」

 

ナダム :「 最大で1ケースの契約が三ヵ月まで。 」

 

ナダム :「 つまり相当人気であると。 」

 

ナダム :「 それほどに売れるというわけですな。 」

 

 

マウス :「 故に良い場所なら 」

 

マウス :「 数ヵ月先に終了するショーケースでも 」

 

マウス :「 予約しておくことにこしたことはありません 」

 

マウス :「 10日後から使えるケースも三ヵ月後には 」

 

マウス :「 使えなくなります 」

 

マウス :「 というのは、 」

 

マウス :「 自身が契約したケースに自分で次の予約をすることは 」

 

マウス :「 できません 」

 

マウス :「 独占は認めないということでしょう 」

 

 

ナダム :「 ふむ。 」

 

ナダム :「 なるほど。 」

 

ナダム :「 なら三ヵ月後くらいから使用できるケースは勿論、 」

 

ナダム :「 二ヵ月後くらいから使用できるケースも 」

 

ナダム :「 予約しておきましょうか。 」

 

 

マウス・・・( かかったなァ笑 )

 

マウス・・・( 予約でもケース代は )

 

マウス・・・( 今日払わなければいけない )

 

マウス・・・( もちろん、ナダムが途中から )

 

マウス・・・( 買取拒否をする想定だが、 )

 

マウス・・・( だとして )

 

マウス・・・( 三ヵ月間しか売り続けられないのは )

 

マウス・・・( 冷静に考えてちょーもったいないじゃなーい?笑 )

 

マウス・・・( 三ヵ月後から使用できるケースも )

 

マウス・・・( いま予約させてしまえば )

 

マウス・・・( 実質六ヶ月間、 )

 

マウス・・・( ナダムに売り続けることができるってわけ笑 )

 

マウス・・・( 裏切れば即制裁♪ )

 

マウス・・・( “ 約束 ” さえ先にさせちゃえば )

 

マウス・・・( こっちの勝ち♬ )

 

マウス・・・( これ常識♩ )

 

マウス・・・( あぁ~。見たいねぇ~。 )

 

マウス・・・( 早く見せてくれよォ・・ )

 

マウス・・・( その平常が崩れて乱れる姿を・・・ )

 

 

マウス :「 お願いします 」

 

 

ナダム :「 的確なアドバイスに感謝します 」

 

 

マウス :「 それと、 」

 

マウス :「 日本語版のカードは 」

 

マウス :「 他より徹底的に安く置いたほうがいいです 」

 

マウス :「 そうすれば回転率が良くなる上に、 」

 

マウス :「 注目されやすいケースになります 」

 

マウス :「 ショーケース全体を見る限り、 」

 

マウス :「 日本語版のカードが最も多いですが、 」

 

マウス :「 割高のものが多いイメージです 」

 

マウス :「 それに品揃えが悪いショーケースもそれなりにあります 」

 

マウス :「 日本語版については 」

 

マウス :「 ほぼ全てを通常レートで置くだけで 」

 

マウス :「 ここでは安く置いたことになります 」

 

マウス :「 ただし英語版やアジア版に関しては、 」

 

マウス :「 ボッタクリ価格で置くことをお勧めします 」

 

マウス :「 相場の倍近くでも売れるカードが多々あります 」

 

マウス :「 例えば、カオス・ソーチャラーのウルトラです 」

 

マウス :「 これは相場は4000ほどですが、 」

 

マウス :「 ここだと7980でも売れます 」

 

マウス :「 海外版は単純に出回りが少ないのもありますが、 」

 

マウス :「 ポークスのケースにもあまり置かれません 」

 

マウス :「 一部海外版専門のバイヤーのケースがありますが、 」

 

マウス :「 それもボッタクリレートがほとんどです 」

 

マウス :「 それでも売れるんでしょう 」

 

マウス :「 さらに海外版を取り扱うカードショップも 」

 

マウス :「 ほぼ全てがボッタクリレートです 」

 

マウス :「 アキパ近辺はとくにです 」

 

マウス :「 つまりそれより安く置くか、 」

 

マウス :「 アキパ近辺にすらないカードに関しては、 」

 

マウス :「 もれなくボッタクリ価格でも売れるということになります 」

 

 

ナダム :「 カードを売るには最適の場所のようで。 」

 

ナダム :「 参考にさせていただきますよ…! 」

 

 

マウス :「 ショーケースは常に見栄えが大事です 」

 

マウス :「 品揃えが良いにこしたことはありません…! 」

 

マウス :「 必要なのはカードの供給です 」

 

マウス :「 そこは私に任せてください…! 」

 

マウス :「 そちらが独自で回収してくるカードと、 」

 

マウス :「 私の供給力があれば、何の問題もないでしょう 」

 

マウス :「 全力で回収してきますよ…! 」

 

 

ナダム :「 それは心強い…! 」

 

ナダム :「 ではさっそく「予約」を。 」

 

 

 

マウス・・・( こ、これがボーナスゲームってやつぅ~?笑 )

 

マウス・・・( いいねぇ~。 )

 

マウス・・・( いいよォ・・ )

 

マウス・・・( ぼくは何1つとして嘘をついていない )

 

マウス・・・( その上、ナダムをうまくコントロールできている )

 

マウス・・・( さあ、そのまま操られなさい…! )

 

マウス・・・( 当初から的確なことを言っていれば、 )

 

マウス・・・( 人は自然に信用するんですぅ笑 )

 

マウス・・・( だからね・・ )

 

マウス・・・( いずれ間違ったことを正当化しても )

 

マウス・・・( それが通ってしまうようになるんですよォ~笑 )

 

マウス・・・( わかりますかぁ~?? )

 

マウス・・・( 洗脳ですよ 洗脳ぉ~!!! )

 

 

マウス・・・( 楽しみだなぁ~♩ )

 

マウス・・・( この先どうなるのか… )

 

マウス・・・( 本当に・・ )

 

マウス・・・( ニタァ… )

 

 

 

 

 

   - 第16話 「マイパワー!」 -

 

 

 

 

 

ナダム :「 それではさっそく 」

 

ナダム :「 カードを拝見させていただきましょうか 」

 

 

マウス :「 はい。 」

 

マウス :「 最初なので安めのカードがメインです 」

 

マウス :「 というよりかは、 」

 

マウス :「 代理で置いてもらう予定だったカードが多いでしょう 」

 

マウス :「 本来ショーケースでは、 」

 

マウス :「 このように1枚あたり100円~200円程度のカードを 」

 

マウス :「 大量に置きつつ、 」

 

マウス :「 それ以上の値段で売れるカードは 」

 

マウス :「 ケースの壁にはりつけ、 」

 

マウス :「 一部海外版のカードなどでボッタくるのが主流です 」

 

 

マウス・・・( まーゴミカードを最初に処分したいだけなんだが?笑 )

 

 

ナダム :「 ふむ。 」

 

 

マウス :「 では電卓で計算していきましょう 」

 

マウス :「 私がそれぞれのカードの値段を順に提示していきます 」

 

マウス :「 とくに問題がなければ 」

 

マウス :「 同じカードの枚数を数えた上で 」

 

マウス :「 その数字を足していきます 」

 

 

ナダム :「 それでよろしいでしょう 」

 

 

マウス :「 では始めます 」

 

マウス :「 まずは王宮のオフーレカードです 」

 

マウス :「 こちらは180円で置く予定でしたが、 」

 

マウス :「 100円を提示します 」

 

 

ナダム :「 問題なし・ですな 」

 

 

マウス :「 46枚ありますので4600を足しておきます 」

 

 

ナダム :「 ふむ 」

 

 

マウス :「 次は、 」

 

マウス :「 奈落のオットシアーナ 」

 

マウス :「 380円で置く予定でしたが300円を提示します 」

 

 

ナダム :「 よろしいでしょう 」

 

 

マウス :「 49枚ありますので14700を足しておきます 」

 

 

ナダム :「 ふむふむ ( うなずきながら ) 」

 

 

マウス :「 ここで提案なのですが、 」

 

マウス :「 時間短縮のため、 」

 

マウス :「 こちらで全て計算してしまってもよろしいでしょうか? 」

 

マウス :「 勿論、先程のような感覚で値段を決めています 」

 

マウス :「 合計金額が出れば、 」

 

マウス :「 おおよそ何のカードがいくらで計算されたか 」

 

マウス :「 後ほど確認することができると思います 」

 

マウス :「 ですので、 」

 

マウス :「 おそらく、そちらに納得していただける値段かと。 」

 

 

ナダム :「 お任せしましょう 」

 

ナダム :「 電卓に打ちこんでいくなら、 」

 

ナダム :「 大まかには、 」

 

ナダム :「 いくらで計算しているのかわかるでしょう 」

 

 

マウス :「 ありがとうございます 」

 

マウス :「 1000 … 」

 

マウス :「 5000 … 」

 

マウス :「 6000 ... 」

 

マウス :「 4000 … 」

 

 

 

マウス・・・( というわけで計算詐欺ができちゃうわけよォー笑 )

 

マウス・・・( もぉーん ほんとアドなんだからぁーーん! )

 

マウス・・・( いちいち値段提示すんのほんっと疲れるのよねぇー )

 

マウス・・・( だからぁー 値段提示しなくていいしぃー )

 

マウス・・・( 計算詐欺もできるしぃー もぉーパクアトっ♡ )

 

マウス・・・( てかこいつバカぁあ? )

 

マウス・・・( マジちょろすぎなんだけどぉ~w )

 

マウス・・・( 大まかには )

 

マウス・・・( いくらで計算しているのかわかるでしょう! )

 

マウス・・・( とかw )

 

マウス・・・( 絶対わかってないよねぇ~笑 )

 

マウス・・・( バレてもミスった言えばいいしぃ~? )

 

マウス・・・( ちょーやり得じゃーーーん笑 )

 

マウス・・・( はい、へそくり乱舞♡ )

 

マウス・・・( よよん♡ よん♡ よよよん♡♡ )

 

マウス・・・( ブラボーーーっ♬ )

 

 

 

マウス :「 合計金額ですが28万と2800円です 」

 

 

ナダム :「 その金額なら今渡すことができます 」

 

 

マウスはナダムから28万2800円を受け取る。

 

 

 

マウス: 「 2828笑 」 < ニヤニヤ >

 

 

マウス・・・( 金を受け取ったからではない )

 

マウス・・・( こいつが金を払ったことにだ )

 

マウス・・・( ここまで来て ようやく ようやく )

 

マウス・・・( 1つの段階を踏んだのだから )

 

マウス・・・( 嬉しくてたまらないねぇ・・ )

 

マウス・・・( ここからだよ・・ )

 

 

 

ナダム :「 君の海外版のカードファイル 」

 

ナダム :「 いいですよねぇえ 」

 

ナダム :「 いつもそれを見ながら 」

 

ナダム :「 そうやってニヤけていると見受ける 」

 

 

マウス :「 はっ… 」

 

 

ナダム :「 隠さなくていいんですよォオ 」

 

ナダム :「 わたくし、 」

 

ナダム :「 実はその海外版のカードファイルに 」

 

ナダム :「 興味がありましてねぇ 」

 

 

マウス・・・( そっちか・・ )

 

 

ナダム :「 できれば譲っていただきたい 」

 

 

 

ナダム・・・( ヨダレが垂れてしまいますねぇ~ )

 

ナダム・・・( あれだけ綺麗に揃っている、 )

 

ナダム・・・( 海外版のカードファイルなど見たことがない…! )

 

ナダム・・・( 欲しいですねぇ~ 欲しいですよォ~ )

 

ナダム・・・( わたくしはそれを毎日かかさず見てニヤけたい )

 

ナダム・・・( それが心の癒しとなるのです…! )

 

ナダム・・・( それがカードにたいする愛…!! )

 

ナダム・・・( コレクション意欲というものなのです…!!! )

 

ナダム・・・( どうしても ほ、欲しい…!! )

 

ナダム・・・( だから少年よ )

 

ナダム・・・( 不要なカードを買取って機嫌をうかがっているのだよ )

 

ナダム・・・( さあ出しなさい! )

 

ナダム・・・( わたくしにそのカードファイルを…! )

 

ナダム・・・( 君のコレクションを…! )

 

ナダム・・・( 全て…!! )

 

ナダム・・・( 買い取って差し上げますよォオ!!! )

 

ナダム・・・( これが大人の力なのです )

 

ナダム・・・( 何より人が大事にしているコレクションを )

 

ナダム・・・( 金の力で奪い取るほど、 )

 

ナダム・・・( 気持ちの良い話はありませんよォ…! )

 

ナダム・・・( ゲっ ゲっ ゲッヒッヒッヒッヒッヒッヒ…!! )

 

 

マウス・・・( なるほど )

 

マウス・・・( そういうことだったか笑 )

 

マウス・・・( 予想外にも程があるな・・ )

 

マウス・・・( まさかボクの海外版のカードファイルが欲しいとは笑 )

 

マウス・・・( ま それを利用しない理由なんてないよね )

 

マウス・・・( ボクが海外版のファイルを出さないとわかれば、 )

 

マウス・・・( もしかしたら彼は )

 

マウス・・・( ボクからカードを買わなくなるかもしれない )

 

マウス・・・( なら、海外版のファイルを出すと濁しつつ、 )

 

マウス・・・( それ以外のカードを売り続ければ良い…! )

 

マウス・・・( しかしそれは時間の問題… )

 

マウス・・・( 良いでしょう )

 

マウス・・・( タイミングを見計らって )

 

マウス・・・( 譲ってあげようじゃありませんか…! )

 

マウス・・・( 条件付きでねぇ笑 )

 

 

 

マウス :「 これは大事なコレクションですので… 」

 

 

ナダム :「 ・・ 」

 

 

マウス :「 ただ代理をしてもらう以上、 」

 

マウス :「 こちらもそう簡単には断れません… 」

 

マウス :「 そうですね… 」

 

マウス :「 来週です 」

 

マウス :「 来週までには答えを出しましょう 」

 

 

 

ナダム・・・( そう簡単には断れない… )

 

ナダム・・・( もう既に答えを出しているじゃありませんか…笑 )

 

ナダム・・・( ゲッヒッヒッヒッヒ…!! )

 

ナダム・・・( 君の海外版のカードファイルの運命は、 )

 

ナダム・・・( わたくしの元にくる…! )

 

ナダム・・・( もはや そう決まったようなものですなア…!! )

 

 

 

ナダム :「 期待していますよォ… 」

 

ナダム :「 なら そのときに、 」

 

ナダム :「 ショーケース用のカードも持ってきてください 」

 

ナダム :「 そこで次の買取りといたしましょう 」

 

 

 

マウス・・・( 条件なんて簡単だよ… )

 

マウス・・・( 2ヶ月後に手放すと約束すればいい… )

 

マウス・・・( 逆に3ヵ月後とか4ヵ月後だと、 )

 

マウス・・・( 先が遠いと思われてしまうからね )

 

マウス・・・( でも1ヵ月後だと少し早すぎる… )

 

マウス・・・( それはこちらの都合だと、 )

 

マウス・・・( 1ヵ月しかショーケース用のカードを )

 

マウス・・・( 売り続けることができないとなると )

 

マウス・・・( 条件的に厳しい )

 

マウス・・・( それに大事なコレクションという設定なのに )

 

マウス・・・( 1ヵ月後に手放すとなると少々怪しく見えてしまう )

 

マウス・・・( だからバランスを取って2ヵ月後… )

 

マウス・・・( 2ヵ月もあれば「色々」できるしね )

 

 

マウス・・・( でも2ヵ月後に )

 

マウス・・・( 海外版のカードファイルを手放すってだけじゃ、 )

 

マウス・・・( どう考えてもこっちが不利だよね )

 

マウス・・・( 本来なら6ヶ月の間、 )

 

マウス・・・( ショーケース用のカードを )

 

マウス・・・( 売り続ける予定だったわけだし。 )

 

マウス・・・( ま どの道 約束とはいえ、 )

 

マウス・・・( ナダムは6ヶ月も持たないだろうけどね )

 

マウス・・・( ショーケース代の半分をこっちが払うっていうのは )

 

マウス・・・( あくまでもナダムが途中で買取りを拒否してきた場合に )

 

マウス・・・( 半分払ってることを理由に説得するため )

 

マウス・・・( 少しでも買い取らせる量を )

 

マウス・・・( 増やすための布石にすぎない )

 

 

マウス・・・( ここで ナダムに最も大量のカードを )

 

マウス・・・( 売りつける方法を考えるなら、 )

 

マウス・・・( その1… )

 

マウス・・・( 海外版のカードファイルを手放す代わりに )

 

マウス・・・( ボクの持っている遊戯王カードを全て引き取ってもらう )

 

マウス・・・( 海外版のカードファイルだけ持っていかれても )

 

マウス・・・( 困るとかそれっぽいことを言っておけばいいしね )

 

マウス・・・( つまり いっそのことこの機会に )

 

マウス・・・( 遊戯王カードを引退する という設定にすればいい )

 

マウス・・・( その2… )

 

マウス・・・( 海外版のカードファイルを手放すときに )

 

マウス・・・( 入手が確定してしまっているカードも )

 

マウス・・・( 全て引き取ってもらう )

 

マウス・・・( これは2ヵ月の間、通常通り、 )

 

マウス・・・( ナダムにショーケース用のカードを )

 

マウス・・・( 売り続けるのと同時に、 )

 

マウス・・・( 大量のカードを意図的に集め、 )

 

マウス・・・( あたかも元々持っていたカードであるように )

 

マウス・・・( 見せかけ、またはそう偽って、 )

 

マウス・・・( 海外版のカードファイルと共に )

 

マウス・・・( 全遊戯王カードを引き取ってもらう形で )

 

マウス・・・( 売りつけるのはもちろん、 )

 

マウス・・・( さらに売約(買う約束)をしてしまっていると )

 

マウス・・・( ナダムに偽りを述べることで、 )

 

マウス・・・( 海外版のカードファイルと )

 

マウス・・・( 全遊戯王カードを売りつけたあとも、 )

 

マウス・・・( 可能な限りカードを買い取ってもらう というもの )

 

 

マウス・・・( ま ナダムに説明するのは、 )

 

マウス・・・( 海外版のカードファイルを手放す代わりに、 )

 

マウス・・・( ボクの遊戯王カードを全て引き取ってもらうことと、 )

 

マウス・・・( 入手が確定してしまっているカードは )

 

マウス・・・( 入手し次第、すぐに引き取ってもらう )

 

マウス・・・( ってだけなんだけどね )

 

マウス・・・( この説明にたいして、 )

 

マウス・・・( ナダムが条件をのむと答えれば、 )

 

マウス・・・( ボクの海外版のカードファイルが欲しい、 )

 

マウス・・・( という彼の発言が )

 

マウス・・・( ある程度 本気であることがわかる上に )

 

マウス・・・( ボクの悪意に満ち溢れた )

 

マウス・・・( 真の “ 爆撃 ” が約束されるわけだ… )

 

マウス・・・( クックックック… )

 

マウス・・・( 見せてあげますよ・・ )

 

マウス・・・( “ マウス☆ベラトール ” という正体を・・・ )

 

 

 

 

 

次回は…!

 

ビトレイアル☆イルミネーションが登場するぜぇ~ぃ!

 

奴の海外版のカードの供給量はダテじゃねいぜぇい!

 

一方 マウス☆ベラトール君はって言うと…

 

え、そんな方法ありかよーーーーーーーーォオ!!

 

おいらもびっくりだぜ!

 

そしてナダムとマウスとの意外な因縁が??

 

 

次回!! 第17話 「真のシャーカー」

 

デュエル☆スタンガン!!

 

 

この物語はフィクションであり、

 

実在の人物・団体とは一切関係ありません(笑)

第15話 「偽りの友情」

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ー 第14話 「ファーストゥシークレットっ!」の続編 ー

 

 

そして土曜日ー

 

とあるカーキンにてー

 

 

そこには「リーチ✩フェアラート」の姿が。

 

 

マウス :「 ニヤァ 」

 

 

エヌヌ :「 ようやく来たかっ! 待たせやがって! 」

 

 

マウス :「 約束通り持ってきたぞ 」

 

マウス :「 “ リーチ✩フェアラート ” ー 」

 

マウス :「 おまえの、カードファイルとデッキだ 」

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

 

マウス :「 ここには、おまえの周囲の人間、 」

 

マウス :「 私の周囲の人間、 」

 

マウス :「 おまえから盗まれた被害者ら、 」

 

マウス :「 それらを合せると、 」

 

マウス :「 私を含め、6人いるー 」

 

 

リーチ :「 6人? 」

 

 

リーチ ・・・( この場にいるのは、マウス、 )

 

リーチ ・・・( ボクの知り合いのエヌヌ、 )

 

リーチ ・・・( ボクの知らない奴が1人(これはおそらくマウスの知り合い) )

 

リーチ ・・・( ボクが盗んでやったアホ2人、 )

 

リーチ ・・・( 合せて5人のはず、、 )

 

 

リーチ :「 ? 」

 

 

リーチの後ろに誰かがいた。

 

 

カーキンの店長 :「 話合いがあるんだってね 」

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

 

エヌヌ :「 話進めようか! 」

 

エヌヌ :「 はい、まずてめーは近辺のカードショップ出禁だァ…! 」

 

 

リーチ :「 !? 」

 

リーチ :「 ど、どうやって? 」

 

 

エヌヌ :「 てめー誰の許可でしゃべってんじゃコラァ…! 」

 

エヌヌ :「 まずはここだよ、カーキン! カーキン出禁だろっ! 」

 

エヌヌ :「 店長! 出禁って言ってやってくださいよっ! 」

 

 

リーチ :「 ? 」

 

 

カーキンの店長 :「 話は全部聞いてるけど一応確認ね! 」

 

カーキンの店長 :「 君がこの店でカードを盗んだのは本当なんだね? 」

 

 

リーチ :「 はい。。 」

 

 

カーキンの店長 :「 確認が取れたので出禁です! 」

 

カーキンの店長 :「 今後の出入りはできないということですので! 」

 

カーキンの店長 :「 後はそちらで話し合いをするなら、 」

 

カーキンの店長 :「 続けてください…! 」

 

カーキンの店長 :「 いいですね? 」

 

 

リーチ :「 はい、、 」

 

 

エヌヌ :「 っしゃぁぁぁぁああ…!! 」

 

エヌヌ :「 てめーがカード盗みまくってるせーでカモが減ってんだよぉ…! 」

 

エヌヌ :「 やっと消えてくれんのか! せーせーするよなァ?? 」

 

エヌヌ :「 そんでただ出禁っていうのも納得できるわけねーだろぉ? 」

 

エヌヌ :「 こいつん家行ってカード全部没収しようやっ! 」

 

エヌヌ :「 誠意見せてもらわんと気が済まねーし割に合わんからな! 」

 

エヌヌ :「 没収じゃぁぁぁああ…!! 」

 

 

マウス :「 ボクは反対だな 」

 

マウス :「 盗んだことを認めた上で謝罪してるし、 」

 

マウス :「 この店が出禁ならもう盗むこともできない 」

 

マウス :「 反省もしてるみたいだから 」

 

マウス :「 許してあげてもいい気がするけどね 」

 

 

リーチ :「 !? 」

 

 

エヌヌ :「 そんならもー多数決じゃろ!こんなん! 」

 

エヌヌ :「 多数決で決めようやっ! 」

 

エヌヌ :「 リーチのカード全部没収!! これに賛成の奴全員挙手! 」

 

エヌヌ :「 挙手せーやっ! 」

 

 

マウス以外の、エヌヌを含めた4人が挙手。

 

 

マウス :「 ・・ 」

 

 

エヌヌ :「 はい多数決でリーチの全カード没収決まりぃいい…! 」

 

エヌヌ :「 多数決で決まったんだから文句はねーよなァ? 」

 

エヌヌ :「 何とか答えたらどーじゃ、あーコラ! 」

 

エヌヌ :「 拒否権なんかねーんだよ犯罪者ァ…! 」

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

 

マウス :「 ・・ 」

 

マウス :「 ボクはカードを没収するっていうのは反対だけど。 」

 

マウス :「 返すつもりで持ってきたんだ 」

 

マウス :「 あのとき預かったこのファイルも、デッキも 」

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

 

マウス :「 ごめんな、、 」

 

 

リーチ :「 !? 」

 

 

マウス :「 ボクだけの力じゃどうにもできないよ、、、 」

 

マウス :「 みんながそうしろって言うならボクは逆らえない 」

 

 

リーチ ・・・( 逃げるしかない。。 )

 

リーチ ・・・( マウスには悪いけど逃げるしかない。。 )

 

リーチ ・・・( 隙を見て逃げるしか、 )

 

リーチ ・・・( 逃げるしか。。。 )

 

 

マウス :「 ニヤァァァアア… 」

 

 

エヌヌ :「 おいリーチィィイ…! 」

 

エヌヌ :「 おまえん家まで行くぞぉ! 」

 

エヌヌ :「 家宅捜索して全部没収じゃあ! 」

 

 

マウス :「 リーチ。 」

 

マウス :「 とりあえず、行くしか。。 」

 

 

リーチ :「 くっ… 」

 

 

次の瞬間、リーチはカーキンから飛び出し、行方をくらませた。

 

 

エヌヌ :「 逃げられると思っとるんかぁぁあ…! 」

 

エヌヌ :「 こうなったらとりあえず、 」

 

エヌヌ :「 リーチん家まで行って待ち伏せじゃぁあ…! 」

 

エヌヌ :「 行くぞぉお…! おまえらぁぁあ…!! 」

 

 

一行はリーチの家へ向かう。

 

 

マウス ・・・( 油断していた…! )

 

マウス ・・・( 逃げられることは想定していたはず )

 

マウス ・・・( あまりにもうまくいきすぎていた… )

 

マウス ・・・( その過信が生んだ隙…! )

 

マウス ・・・( それが奴を逃がす結果に…! )

 

マウス ・・・( さて、どうする…? )

 

 

ドドン!

 

 

エヌヌ :「 着いたぞぉぉお…! 」

 

エヌヌ :「 ここがリーチの家じゃ! ボロいアパートだなぁぁあ…! 」

 

エヌヌ :「 既に全部没収されてんじゃねーかって見た目してるよなぁ! 」

 

エヌヌ :「 はよ戻ってこいやリーチィィイ…! 」

 

エヌヌ :「 全部奪い取らせろやっ…!! 」

 

 

マウス :「 時間の無駄だ 」

 

マウス :「 静寂な場所に我々が長時間いるのは好ましくない…! 」

 

 

エヌヌ :「 じゃあどうすんだよっ! 」

 

 

マウス :「 来た道を戻る 」

 

マウス :「 逃げる側ならどうするかを考えればいい 」

 

マウス :「 それは、大きく二つに分かれる…! 」

 

マウス :「 オレなら自身の家とは無縁の方角へ逃げ、 」

 

マウス :「 夜になるまで戻らないという選択をするだろう 」

 

マウス :「 それが一つ… 」

 

マウス :「 奴が二つ目ならこうだ 」

 

マウス :「 一旦近くに隠れ、 」

 

マウス :「 オレたちが近くにいないと思った瞬間、 」

 

マウス :「 素早く自身の家へ戻る 」

 

 

エヌヌ :「 ・・ 」

 

エヌヌ :「 まー、じゃーとりあえず戻るか 」

 

 

エヌヌ ・・・( カード没収 カード没収 カード没収 )

 

エヌヌ ・・・( 早く没収 早く没収 早く没収 )

 

 

一行は来た道を戻る。

 

が、しかし、

 

戻っている途中だった。

 

リーチ✩フェアラートが自転車に乗っている姿が見えたのは…!

 

それにいち早く気がついたのはマウス☆ベラトール。

 

何も言わずに行動に出た。

 

 

マウス ・・・( 逃げられると思うな )

 

マウス ・・・( おまえが自転車に乗っていようが関係ない )

 

マウス ・・・( 私の売りは “ 速さ ” だ )

 

マウス ・・・( 必ず追いつく…! )

 

 

リーチ :「 !!? 」

 

 

マウス ・・・( もう遅い…! )

 

マウス ・・・( おまえは我々の存在を確認したと同時に逃げるべきだった )

 

マウス ・・・( 反応に遅れが生じたのは、一瞬の驚愕と恐怖…! )

 

マウス ・・・( それが自己防衛の信号を遅らせた…! )

 

 

リーチは自転車をこぎ始める。

 

次第にスピードを上げ、後ろを振り向く余裕すらない状況の中、

 

既に背後にはマウスが近づいていた。

 

それに気がつくこともなく、自転車を全速力でこぐリーチだったが、

 

その時はきてしまった。

 

そう。

 

狩人が獲物を捕らえる瞬間が。

 

 

マウス :「 ニヤァァァアア… 」

 

 

リーチ :「 !!? 」

 

 

ガシャァアアン…!!!

 

 

自転車はリーチごと転倒する。

 

 

リーチ :「 うがぁああああああああ…! 」

 

 

リーチが上を見上げると、

 

悪魔のような笑みを浮かべるマウスが映った。

 

 

エヌヌ :「 リーチィィィイイ…!!!!!!!! 」

 

エヌヌ :「 てめーなに逃げとんじゃコラァァア…!! 」

 

エヌヌ :「 捕獲じゃ!捕獲! 捕獲やでぇえ…!! 」

 

エヌヌ :「 もう逃げられんでぇえ!! 」

 

エヌヌ :「 そのまま地べたに頭つけて謝罪せーやコラァ! 」

 

 

リーチ :「 す、すいませんでした、、 」

 

 

エヌヌ :「 謝っても許さねー 」

 

エヌヌ :「 はよ家行かせろや! 」

 

 

マウス :「 その前に一ついいか? 」

 

 

エヌヌ :「 ? 」

 

 

リーチ :「 ? 」

 

 

マウス :「 リーチ君、ズボンのチャック、あいてるよ笑 」

 

 

エヌヌ :「 ぶっはっはっはっはっはっはっはっは…!! 」

 

エヌヌ :「 全開やんか! 全開! 」

 

 

リーチ :「 閉めます 」

 

 

エヌヌ :「 報告いらんわ!それにしてもぶざまだなぁあ! 」

 

エヌヌ :「 もっかい謝罪しろやっ! 謝罪っ! 」

 

 

リーチ :「 チャック開いてて、すいませんでした 」

 

 

エヌヌ :「 そっちじゃねーよぉお…! 」

 

エヌヌ :「 カード盗んですいませんでしただろーがぁああ…!! 」

 

 

リーチ :「 カードを盗んですいませんでした 」

 

 

エヌヌ :「 もっと謝れやっ! 」

 

エヌヌ :「 もっと地べたに頭をつけて謝れ! 」

 

エヌヌ :「 謝れっ! 謝れやっ! 」

 

 

マウス :「 ・・ 」

 

 

このとき、マウスは自分の過去を思い出す。

 

 

回想

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「 気にくわないガキだなァ!! 」

 

 

パシン! ボコォ! ガシャン!

 

 

マウス :「 痛っ、、 」

 

 

「 土下座して100回謝ってぇ~! 」

 

 

マウス :「 くすっ、、 」

 

 

「 なに泣いてんの~? 」

 

「 聞こえなかった? 」

 

「 土下座して100回謝りなさいっ言ってんでしょぉお! 」

 

 

ボコォ! バギャ!

 

 

マウス :「 ハァ、ハァ 」

 

マウス :「 ごめんなさい、ごめんなさい 」

 

 

「 何回数えたかわかんないでしょーがぁあ! 」

 

 

ボカァ!

 

 

「 はい一からやり直し! 」

 

「 土下座して200回謝ってぇ~! 」

 

「 間違えたから100回増えたのよ? 」

 

「 さっさと謝りなさい…! 」

 

 

マウス :「 ごめんなさい1、ごめんなさい2… 」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

回想終わり

 

 

 

マウス ・・・( 今、自分たちがしているのか )

 

マウス ・・・( あの地獄の日々… )

 

マウス ・・・( 救いなどこない、逃げ場もない )

 

マウス ・・・( ただ理不尽に毎日… )

 

マウス ・・・( 違う…! )

 

マウス ・・・( だから “ 復讐 ” したんじゃないか )

 

マウス ・・・( 無責任なあいつを )

 

マウス ・・・( それと同じことだ )

 

マウス ・・・( あいつとは違う )

 

マウス ・・・( いま自分たちがしていることは、 )

 

マウス ・・・( 間違っていない )

 

マウス ・・・( 無責任な悪を… 知人からダムドを盗んだクズを… )

 

マウス ・・・( ただ “ 復讐 ” しているだけなんだ )

 

マウス ・・・( 消えることのない怒涛の怒り…! )

 

マウス ・・・( それをぶつけるあてが、ここにあるのだ )

 

マウス ・・・( 制裁は私にとって薬…! )

 

マウス ・・・( 定期的に薬を得られなければ自身を制御できなくなる…! )

 

マウス ・・・( だから私は “ 破壊者 ” なんだ…! )

 

 

 

そしてー

 

リーチの家へー

 

 

マウス :「 4人は扉の外で待っててくれ 」

 

マウス :「 オレが運んできたものを、 」

 

マウス :「 CCSHOPまで持って行き、 」

 

マウス :「 オレが戻るまでそこで待機しておいてほしい 」

 

 

エヌヌ :「 っしゃぁああ! ついに没収だぜぇぇえ!! 」

 

エヌヌ :「 運んだあとはみんなで山分けや! 」

 

エヌヌ :「 あとのことは任せておけやっ! 」

 

 

マウス :「 それじゃあ、リーチ…! 」

 

マウス :「 中へ入れろ 」

 

 

リーチ :「 はい 」

 

 

2人はリーチ宅の中へ入っていく。

 

 

マウス :「 こちらで捜索するのもあれだ 」

 

マウス :「 全部自分で出して、こちらへ差し出せ 」

 

 

リーチ :「 はい 」

 

 

マウス :「 受け取ったものはあいつらに渡していく 」

 

 

リーチ :「 ・・・ 」

 

リーチ :「 これはストレージになります 」

 

リーチ :「 これは昔使ってたデッキになります 」

 

リーチ :「 これもストレージになります 」

 

リーチ :「 これはファイルになります 」

 

リーチ :「 あ、あの、 」

 

 

マウス :「 ? 」

 

 

リーチ :「 君が預かってるヒーローデッキだけわぁああ 」

 

リーチ :「 ヒーローデッキだけわぁあああ 」

 

 

ポタ… ポタ…

 

 

リーチ :「 ぐすっ 」

 

リーチ :「 ヒーローデッキだけは勘弁ちてくださぁぃいい 」

 

リーチ :「 お願いしますこの通りですぅうう 」

 

 

リーチは土下座をして何度も頼む。

 

 

マウス :「 ・・ 」

 

 

リーチ :「 ほんとうにお願いぢますぅうううう 」

 

 

このときまたマウスは自分の過去を思い出す。

 

 

回想

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

マウス :「 お願いぢますぅうううう 」

 

マウス :「 服はやめでぇええええ 」

 

 

「 あ? 」

 

「 家から追い出すんだから当たり前でしょ? 」

 

「 出てくんだから服も全部脱いで行きなさいよ? 」

 

「 さっさと残りのシャツとパンツも脱ぎなさいよぉお! 」

 

「 なに? 抵抗して勝てると思ってんの? 」

 

 

ビリィイ…!

 

 

「 早く脱ぎなさい! 脱げ! 脱げぇえ! 」

 

「 裸で家出なさいよぉお! ねぇ? ねぇええええ!! 」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

回想終わり

 

 

 

リーチ :「 お願いぢますうヒーローデッキは勘弁してくださあぃい 」

 

リーチ :「 お願いしますううううううう… 」

 

 

マウス :「 くっ… 」

 

マウス :「 ・・ 」

 

 

マウス :「 わかった… わかったよ… 」

 

マウス :「 それだけは勘弁してやる…! 」

 

マウス :「 他の奴にもなかったことにしといてやる…! 」

 

 

リーチ :「 ありがとうございますうう 」

 

リーチ :「 ほんとうにありがとうございますううう 」

 

リーチ :「 ぐすっ 」

 

 

マウス :「 … 」

 

 

マウス ・・・( 負けた… )

 

マウス ・・・( 明らかに追いつめているのはオレのほう… )

 

マウス ・・・( なのに… させない! トドメを… させない… )

 

マウス ・・・( 目の前にいるのは悪だろ? )

 

マウス ・・・( 制裁の対象だろう? )

 

マウス ・・・( 完全に拒絶している… )

 

マウス ・・・( これ以上はやってはいけないと )

 

 

 

マウスとリーチはリーチ宅の扉の前へ

 

 

 

マウス :「 これで全部らしい 」

 

 

エヌヌ :「 おう、そうかぁあ…! 」

 

エヌヌ :「 大漁じゃのぉおお! 大漁ぉお! 」

 

 

マウス :「 後でCCSHOPへオレも行く…! 」

 

マウス :「 そいつらと一緒に “ 没収 ” したカードを、 」

 

マウス :「 運んで待機していてくれ 」

 

 

エヌヌ :「 わかったぜ! 」

 

エヌヌ :「 ぐへ… ぐへへへへへへへ…!! 」

 

 

マウス :「 ・・ 」

 

 

 

エヌヌたち一行はCCSHOPへ向かう。

 

 

 

リーチ :「 助かったよ… 」

 

リーチ :「 君のおかげでヒーローデッキを渡さずに済んだ 」

 

 

マウス :「 奴らの怒りが収まればいいんだ… 」

 

マウス :「 現に “ 没収 ” と言ってはいるが、 」

 

マウス :「 奴らが貰うわけではない…! 」

 

マウス :「 おまえが盗んだ奴ら… 」

 

マウス :「 つまり被害者たちに配分し、補填させるためだ…! 」

 

マウス :「 警察沙汰にしようと思っている被害者も、 」

 

マウス :「 補填さえしてもらえれば納得する者もいるだろう 」

 

マウス :「 話を丸く収めるには、確かにこの方法が一番だ…! 」

 

マウス :「 それをおまえに代わってオレたちがやるだけの話…! 」

 

マウス :「 だからあまり憎むな 」

 

マウス :「 エヌヌたちは “ 正義 ” を行使したんだ…! 」

 

マウス :「 おまえからただ単に奪うために動いたわけではない…! 」

 

マウス :「 とは言ってもオレは没収に関しては反対だったがな…! 」

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

リーチ :「 そうだったのか 」

 

リーチ :「 なら、尚更君には感謝しないとね 」

 

リーチ :「 君がいなかったらヒーローデッキはなかったよ… 」

 

 

マウス :「 ・・ 」

 

 

リーチ :「 君、優しいんだね 」

 

 

マウス :「 !? 」

 

 

マウス :「 今はそんなことはどうでもいい… 」

 

 

マウス :「 話を変えるが、何人から盗んだ? 」

 

マウス :「 エヌヌの知り合いの中には数人、 」

 

マウス :「 おまえに盗まれた奴がいた… 」

 

マウス :「 他にもいるのか? 」

 

 

リーチ :「 数えきれないほど盗んできた 」

 

リーチ :「 だから何人って聞かれても答えようがないね 」

 

リーチ :「 それに盗んだ奴の顔なんていちいち覚えてないし 」

 

 

マウス ・・・( 盗んだ奴の顔を覚えていない…? )

 

マウス ・・・( こいつのカード資産のほとんどが、 )

 

マウス ・・・( 盗んで得てきたカードだとでも言うのか…! )

 

 

マウス :「 今回で足は洗えそうか? 」

 

 

リーチ :「 もうしないよ… 」

 

 

マウス :「 何かあったときに連絡が必要になるかもしれない…! 」

 

マウス :「 連絡先を教えてくれ 」

 

 

リーチ :「 わかった 」

 

 

マウス :「 オレはそろそろ行くぞ 」

 

マウス :「 最後に聞くが、 」

 

マウス :「 ヒーローデッキ以外のカードはあれで全部か? 」

 

 

リーチ :「 そうだね 」

 

リーチ :「 今手元にあるのはヒーローデッキだけだよ 」

 

 

 

 

 

   ー 第15話 「偽りの友情」 ー

 

 

 

 

 

CCSHOP-

 

 

エヌヌ :「 はい、それじゃぁああ~? 」

 

エヌヌ :「 リーチから奪い取ったぁあ? 」

 

エヌヌ :「 大量のカードたちをぉお~? 」

 

エヌヌ :「 今からぁあ~? 」

 

エヌヌ :「 山分けしようと思いまぁあ~すっ…!!!! 」

 

エヌヌ :「 ぐへっへっへっへっへっへ…!!! 」

 

エヌヌ :「 爆アドぉおおおおおおおおおおおお~…!!! 」

 

エヌヌ :「 ほらテンション上げてくでぇえ~! 」

 

 

エヌヌ :「 はい、まずはこちらの紙獣王パルパロスのウルトラ! 」

 

エヌヌ :「 欲しい人、手ぇ~挙げてっ! 」

 

 

エヌヌ以外 :「 はい! 」

 

エヌヌ以外 :「 はい! 」

 

エヌヌ以外 :「 はぁ~い! 」

 

 

エヌヌ :「 そんじゃあジャンケンで勝負じゃぁあ! おまえらぁあ! 」

 

 

エヌヌ :「 はい、最初はグーっ!! 」

 

エヌヌ :「 ジャンケン! パー! 」

 

 

エヌヌ :「 ぶっはっはっはっはっはっはっはっは…!!! 」

 

 

 

マウス :「 待たせたな 」

 

 

エヌヌ :「 おう! ちょいと先に山分け大会はじめとるでぇえ~! 」

 

 

マウス :「 そんなことより、新しい情報を手に入れた…! 」

 

マウス :「 リーチ✩フェアラート…! 」

 

マウス :「 奴は自分の口からこう言った…! 」

 

マウス :「 今まで数えきれない程、盗みを働き、 」

 

マウス :「 盗んだ奴の顔など覚えていないと…! 」

 

マウス :「 ここで私はこう考えた… 」

 

マウス :「 架空の被害者を誰かに演じさせ、 」

 

マウス :「 大事になるのが嫌なら盗んだ分の金を払え 」

 

マウス :「 そうすれば奴からさらに奪い取ることができる…! 」

 

マウス :「 クックック… 」

 

マウス :「 今回の没収など序章にすぎないのかもしれんな…! 」

 

 

エヌヌ :「 おーそうかい! そうかい! 」

 

エヌヌ :「 奴はさらにむしり取られるのかっ! 」

 

エヌヌ :「 結果報告楽しみにしてるぜ…! 」

 

エヌヌ :「 こっちはこっちで、 」

 

エヌヌ :「 新着情報を手に入れたらすぐに知らせるからよっ! 」

 

 

 

マウス ・・・( リーチ☆フェアラート… )

 

マウス ・・・( オレが問いただしたあのとき…! )

 

マウス ・・・( すぐに認めていればこうはならなかった…! )

 

マウス ・・・( おまえがオレに嘘をついた瞬間、 )

 

マウス ・・・( おまえはー )

 

マウス ・・・( “ 裏切ったんだ ” )

 

マウス ・・・( だから私もー )

 

マウス ・・・( おまえを… )

 

マウス ・・・( クックックックック…! )

 

マウス ・・・( “ 洗脳 ” )

 

マウス ・・・( 偽りの友情ー )

 

マウス ・・・( たった1人の味方を装った破壊者ー )

 

マウス ・・・( 本当の敵は味方のフリをするんだ…! )

 

マウス ・・・( ヒーローデッキ? )

 

マウス ・・・( あれを見逃した理由はこうだ )

 

マウス ・・・( ヒーローデッキを奪われるくらいなら、 )

 

マウス ・・・( これを差し上げます、金を払います… )

 

マウス ・・・( 様子を見ていればわかることだ… )

 

マウス ・・・( ヒーローデッキが奴の、 )

 

マウス ・・・( “ 人生枠 ” であることがな…! )

 

マウス ・・・( 闇雲に奪うだけでは多く奪うことなどできない…! )

 

マウス ・・・( 段階を踏んでいくことで全てを奪いつくすのさ…! )

 

 

 

数日後ー

 

 

 

エヌヌ :「 リーチの野郎、まだカード持ってるぞっ! 」

 

 

マウス :「 なに? 」

 

 

エヌヌ :「 オレの知り合いがエンキンの店員でよぉお! 」

 

エヌヌ :「 そこにまんまと、リーチが買取にきたみてぇだぜっ! 」

 

エヌヌ :「 ストレージに結構良いカードがあったみたいでよぉお! 」

 

エヌヌ :「 オレたちに嘘をついたみてーだ 」

 

エヌヌ :「 あいつまだ色々隠し持ってるみてぇだなぁああ!! 」

 

エヌヌ :「 これはまた没収じゃけんっ! 」

 

エヌヌ :「 家掃除したろかー? 」

 

エヌヌ :「 破壊案件やでぇええええええええええ…!!!! 」

 

 

マウス :「 !!? 」

 

 

マウスはすぐにリーチへ電話をかける。

 

 

リーチ :「 はい、もしもし 」

 

リーチ :「 どうしたの? 」

 

 

マウス :「 カーキンの下で待ってる 」

 

マウス :「 今からすぐに来い… 」

 

 

リーチ :「 今から? 」

 

 

マウス :「 そうだ… 」

 

マウス :「 おまえが盗んだ奴に関することで、 」

 

マウス :「 少し問題が起きたんだ… 」

 

マウス :「 おまえが来なければ、 」

 

マウス :「 こちらでは手に負えないことになりかねないぞ…! 」

 

 

リーチ :「 …!? 」

 

リーチ :「 ちょっと待ってて 」

 

リーチ :「 今から行くよ 」

 

 

プー プー プー ( 電話終了 )

 

 

 

マウス :「 エヌヌはいないほうがいい… 」

 

マウス :「 全部オレがやる…!! 」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

 

 

エヌヌ :「 楽しみだな! 終わったら聞かせてくれよっ! 」

 

 

マウス :「 もちろんだ… 」

 

 

 

数分後ー

 

 

リーチの姿が見える。

 

 

マウス ・・・( 来たか… )

 

 

オオオオオオオオ・・・・

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

 

マウス ・・・( オレがヒーローデッキを勘弁してやった理由… )

 

マウス ・・・( ヒーローデッキを失いたくなければ、という理由で、 )

 

マウス ・・・( 継続的に別のものを奪い続けることができる… )

 

マウス ・・・( 確かにそう思った… )

 

マウス ・・・( だからあのとき奪わないと決めた…! )

 

マウス ・・・( だが、自分の過去を連想したのも事実…! )

 

マウス ・・・( 情けの気持ちがなかったわけではない…! )

 

マウス ・・・( 実際には心は揺らいでいた… )

 

マウス ・・・( 奪わないと決めたとき、 )

 

マウス ・・・( むしろ情けの気持ちのほうが、 )

 

マウス ・・・( 大きかったのかもしれない… )

 

マウス ・・・( だが、リーチ…! )

 

マウス ・・・( おまえは… おまえは… )

 

マウス ・・・( また嘘を… )

 

 

リーチの言葉が頭によぎる。

 

 

「 今手元にあるのはヒーローデッキだけだよ 」

 

 

マウス ・・・( 私の情けは何だったんだ…? )

 

マウス ・・・( てめぇえ )

 

 

 

ガシっ!

 

 

マウスはリーチの首を掴む。

 

 

 

マウス :「 てぇんめえええええええええええええ…!!!!! 」

 

 

リーチの首が絞められリーチは言葉を発することができなくなる。

 

 

ギュュゥゥゥゥ・・・・

 

 

リーチ :「 ・・・ 」

 

 

マウス :「 呼び出した理由は “ 嘘 ” だ 」

 

マウス :「 エンキンでカードを売ったんだってなァ… 」

 

マウス :「 リーチィ…!! 」

 

 

次の瞬間、マウスはリーチの首元から手を放す。

 

 

リーチ :「 ハァ… ハァ… ゲホっ ゲホッ ゲホォォオ… 」

 

 

マウス :「 てめーの口は嘘をつくためについてんのか? 」

 

マウス :「 もう勘弁しねぇ 」

 

マウス :「 ヒーローデッキも… 」

 

マウス :「 残ってるもの全部だ 」

 

マウス :「 全部よこせ 」

 

マウス :「 話はそこからだ 」

 

 

リーチ :「 ・・・ 」

 

 

 

リーチ宅ー

 

 

リーチ :「 君には本当に迷惑ばかりかけて… 」

 

リーチ :「 申し訳ない… 本当に。 」

 

リーチ :「 このGXのハーフマットも、 」

 

リーチ :「 このストレージも、 」

 

リーチ :「 こ、この、ヒーローデッキも… 」

 

リーチ :「 ぜ、全部、君になら、 」

 

リーチ :「 た、託せるよ 」

 

 

マウス :「 駄目だ 」

 

マウス :「 足りねえ 」

 

マウス :「 オレは全部って言ったんだ…! 」

 

マウス :「 持ち金も全部出せ 」

 

 

リーチ :「 そ、そんな、さ、財布に入ってないですよっ! 」

 

 

マウス :「 いいから見せろ 」

 

マウス :「 オレと会ってから隠す時間なんて与えてねーんだ 」

 

マウス :「 その隙もな…! 」

 

 

リーチ :「 ま、また、う、嘘、つ、ついちゃっ… 」

 

 

マウス :「 救えねぇ 」

 

 

マウスはリーチの財布から3万円ほど抜き取る。

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

 

マウス :「 おまえから奪うものはもうないな 」

 

マウス :「 一応確認させろ 」

 

マウス :「 家の中全部だ 」

 

 

リーチ :「 はい、、 」

 

 

 

そしてリーチ宅の捜索が終わりー

 

数日後のことであるー

 

 

とある公園にてー

 

 

マウス :「 リーチ…! 」

 

マウス :「 おまえをここに呼んだ理由は見ての通りだ… 」

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

 

マウス :「 君たち、このお兄さんで間違いない? 」

 

 

カンテツ :「 うん! 」

 

リパイス :「 間違いないです! 」

 

マエシュトローク :「 はい! 」

 

 

マウス :「 で、何を盗まれたの? 」

 

 

カンテツ :「 デッキごと盗られました! 」

 

リパイス :「 ぼくは高いカードだけ何枚か盗られました! 」

 

マエシュトローク :「 ぼくはストレージから十枚単位でやられました! 」

 

 

マウス :「 こんな小さい子供たちから… 」

 

マウス :「 どうするんだ? 」

 

マウス :「 リーチ…! 」

 

 

リーチ :「 か、返します、、 」

 

 

マウス :「 君たちさぁ~! 」

 

マウス :「 このお兄さん、盗んだカードもうないみたいだから、 」

 

マウス :「 お金でも大丈夫かな? 」

 

 

カンテツ :「 しょうがないんでお金でも大丈夫です! 」

 

リパイス :「 カードじゃなくても何か返ってくるなら! 」

 

マエシュトローク :「 問題ありません! 」

 

 

マウス :「 ところでいくらくらい払ってもらいたいのかな? 」

 

 

カンテツ :「 2万円くらいです! 」

 

リパイス :「 だいたい3万です! 」

 

マエシュトローク :「 ぼくも2万くらい! 」

 

 

マウス :「 だとよ 」

 

マウス :「 払ってやれよ 」

 

 

リーチ :「 あ、あの、来月にならないとバイト代もらえなくて。。 」

 

 

マウス :「 来月の何日に貰えるんだ? 」

 

マウス :「 その日に受け取ってやるよ 」

 

マウス :「 この子たちと一緒に 」

 

 

リーチ :「 ら、来月は7万くらい入るので、、 」

 

リーチ :「 3人分なら、は、払えます、、 」

 

リーチ :「 に、にじゅうごにちです、、 」

 

 

マウス :「 そうか、じゃあ決まりだな 」

 

マウス :「 土下座して謝れ 」

 

 

リーチ :「 え、、 」

 

 

マウス :「 この子たちの前で土下座して謝れっつってんだ 」

 

 

リーチ :「 は、はい、、 」

 

リーチ :「 か、かーどを盗んでしまい、 」

 

リーチ :「 ほ、ほんとうに、申し訳ありませんでした、、 」

 

 

マウス :「 ニタァア 」

 

 

 

約一ヵ月後ー

 

シャーク帰りー

 

とある電車内にてー

 

 

チュダック :「 オオォーン! 」

 

チュダック :「 あ、マウスさんまた没収したの?w 」

 

 

マウス :「 話だけじゃ現実味がないと思ってさ~! 」

 

マウス :「 だから撮ってきてやるよ笑 」

 

マウス :「 リーチ✩フェアラートの “ 土下座動画 ” …! 」

 

 

チュダック :「 え、いつ撮るの?w 」

 

 

マウス :「 今から! 」

 

 

チュダック :「 こわw 」

 

チュダック :「 え、ほんとに今から行くの? 」

 

 

マウス :「 そーだお! 」

 

マウス :「 今日が奴の給料日だからなァ笑 」

 

 

チュダック :「 やばぁ~! 」

 

 

マウス :「 クックック… 」

 

 

チュダック :「 じゃあ土下座動画楽しみに待ってま! 」

 

 

 

ヨガバシカメラ店内ー

 

時刻は夜ー

 

 

リーチ :「 きゅ、給料貰ってきました、、 」

 

 

マウス :「 そうか 」

 

マウス :「 ならこの子たちに渡せ 」

 

 

 

リーチ :「 に、にまんえんになります 」

 

 

カンテツ :「 確かに…! 」

 

 

 

リーチ :「 さんまんえんになります 」

 

 

リパイス :「 はい…! 」

 

 

 

リーチ :「 にまんえんになります 」

 

 

マエシュトローク :「 OKです…! 」

 

 

 

マウス :「 じゃあ帰っていいぞ 」

 

 

リーチ :「 ? 」

 

 

マウス :「 てめーに言ってんだよリーチ…! 」

 

マウス :「 邪魔だから早く帰れ 」

 

 

リーチ :「 はい、、 」

 

 

 

リーチが去って行った後ー

 

 

マウス :「 ニタァアア 」

 

マウス :「 さてと 」

 

マウス :「 君たちに “ おこづかい ” をあげなきゃなァ笑 」

 

マウス :「 約束通り、1人5000円な 」

 

 

カンテツ :「 あざっす! 」

 

リパイス :「 まだバイトできる歳じゃないんで嬉しいっす! 」

 

マエシュトローク :「 アドっす! 」

 

 

マウス ・・・( 7万円受け取り、 )

 

マウス ・・・( こいつら3人に15000円… )

 

マウス ・・・( 一回につき55000円回収できるのか。 )

 

マウス ・・・( また別の中学生を用意すればいい… )

 

マウス ・・・( こいつらに紹介してもらって、 )

 

マウス ・・・( 詐欺の輪をもっと広げていこうじゃないか…! )

 

マウス ・・・( そうだ…! 無限ループだ…! )

 

マウス ・・・( 奴はオレのために労働し続ければいい… )

 

マウス ・・・( 永遠になァ…! )

 

 

 

それから数時間後ー

 

リーチ宅の前にてー

 

 

マウス :「 リーチ… 」

 

マウス :「 オレは約束を果たさなければならない… 」

 

 

リーチ :「 ? 」

 

 

マウス :「 そこに座れ 」

 

 

リーチ :「 はい、、 」

 

 

マウス :「 今から動画を撮る 」

 

マウス :「 土下座して謝れ 」

 

 

リーチ :「 はい、、 」

 

 

リーチ :「 カードを盗んでしまい、 」

 

リーチ :「 本当に申し訳ありませんでした 」

 

 

 

場面切り替わりー

 

 

チュダック :「 お~! 」

 

チュダック :「 まさか本当に動画撮ってくるとは思わなかったよw 」

 

チュダック :「 いや~、こんなの始めて見たよっ! 」

 

 

マウス :「 さて、じゃあ次は誰から没収しようか…! 」

 

 

チュダック :「 マウス… オレから没収すんのはやめろよ? 」

 

チュダック :「 さすがにガンダするよ、ガンダ! 」

 

 

マウス :「 いや、やんねーからw 」

 

 

マウス :「 ところで 」

 

マウス :「 今日の楽しみは何だと思う? 」

 

 

チュダック :「 おー? 」

 

 

マウス :「 念願のときが遂にやってきたのさ…! 」

 

マウス :「 このヒーローデッキを使うときが… 」

 

マウス :「 そう…! 」

 

マウス :「 オレは “ ヒーロー ” になったのさ…! 」

 

マウス :「 真のなァ…! 」

 

マウス :「 それを記念にこのデッキで大会に出ることにした…! 」

 

マウス :「 大会登録名はもちろん、 」

 

マウス :「 “ ヒーロー ”  」

 

 

 

 

 

次回は!

 

ポークスの代理出品をお願いしたんだけどさ~!

 

まさかのまさかですよ!

 

全部買え~!!

 

オレのカード全部買え~!!

 

前代未聞すぎる…

 

これが自爆ってやつですか!

 

わいの力見せたるで!

 

 

次回!! 第16話 「マイパワー!」

 

デュエル☆スタンガン!!

 

 

この物語はフィクションであり、

 

実在の人物・団体とは一切関係ありません(笑)

第14話 「ファーストゥシークレットっ!」

 

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2011年ー

 

 

 

マウス :「 やあ! また会ったねえ! 」

 

マウス :「 それにしても、良いプレイマットだ…! 」

 

 

( GXのハーフマットを見ながら ) 

 

 

マウス :「 デッキも英語版で極めている! 」

 

 

( ヒーローデッキを見ながら )

 

 

 

:「 君も英語版のライトロードがあるじゃないか 」

 

 

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<< リーチ☆フェアラート >>

 

 

マウス :「 フフッ そうだったね…! 」

 

マウス :「 今日もやりましょうか…! 」

 

マウス :「 “ 楽しいデュエル ” を…!! 」

 

 

 

 

 

ー 第14話 「ファーストゥシークレットっ!」 ー

 

 

 

 

 

プルルルル… ( 着信音 )

 

 

マウス :「 はい! もしも~し! 」

 

 

エムエーム :「 あ、もしもし。。 」

 

 

マウス :「 どうしたw 元気なさそうだなw 」

 

 

エムエーム :「 すまん。そっちから引いた、 」

 

エムエーム :「 ダムドの1stシクが盗まれちゃって、、 」

 

 

マウス :「 盗まれた? 」

 

 

エムエーム :「 カーキンで突然トレード持ちかけられて、 」

 

エムエーム :「 適当にカード見せてたんだけど、 」

 

エムエーム :「 トレード相手がいなくなってからファイル確認してみたら、 」

 

エムエーム :「 ダムドが消えてて、、 」

 

エムエーム :「 多分っていうか、そのときにやられたはず、、、 」

 

 

マウス :「 相手の特徴は? 」

 

 

エムエーム :「 すまん、もしかしたらだけど、 」

 

エムエーム :「 そっちの知り合いかもしれない 」

 

エムエーム :「 確かヒーローデッキ?だった、かな、、  」

 

エムエーム :「 その人使ってた 」

 

 

マウス ・・・( ヒーローデッキ? )

 

 

マウス :「 ヒーローデッキって、もしかして英語版だった? 」

 

 

エムエーム :「 だったなあ、アナザーネオチュとかレリだったし、、 」

 

 

マウス :「 ニヤリ 」

 

マウス :「 ところでそいつはメガネをかけた男で、 」

 

マウス :「 GXのハーフマットを使ってたか? 」

 

 

エムエーム :「 メガネはかけてたね、、 」

 

エムエーム :「 ハーフマット?かは知らんけど、 」

 

エムエーム :「 GXのマットだったはず 」

 

 

マウス :「 なら話が早い! 」

 

マウス :「 そいつには心当たりがある…! 」

 

マウス :「 取り返してきてやろうじゃないか!! 」

 

マウス :「 ダークアームドドゥラゴン! 」

 

マウス :「 ファーストゥシークレット! 」

 

 

マウス ・・・ ( まあ顔見知りだ。 )

 

マウス ・・・ ( 素直に認めて返してくれば許してやろうw )

 

マウス ・・・ ( だが “ 嘘 ” をつけばそれは “ 罪 ” だ )

 

マウス ・・・ ( そのときは “ 裁き ” を下すまで )

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

時はリーチ✩フェアラートと楽しいデュエルを始めたところにさかのぼるぞ!

 

 

 

リーチ :「 アナザーネオチュを召喚! 」

 

リーチ :「 デュアルチュパーク発動! 」

 

リーチ :「 ライトロードエンチェルケルビュムを破壊! 」

 

 

マウス ・・・ ( フフッ これで私の墓地にはライトロードが4種類…! )

 

 

リーチ :「 デュアルチュパークの効果でワンドロー! 」

 

リーチ :「 伏せカードをしてターン終了! 」

 

 

マウス ・・・ ( 奴のフィールドには伏せカードが2枚のみ…! )

 

マウス ・・・ ( 私の手札には2枚の “ 裁き ” のカードと、 )

 

マウス ・・・ ( “ 死者転生 ” カードがある )

 

マウス ・・・ ( 奴の伏せカードが、 )

 

マウス ・・・ ( 裁きのカードを葬るカードだと仮定しても、 )

 

マウス ・・・ ( 死者転生カードで裁きを1枚手札に戻すことができる )

 

マウス ・・・ ( 裁きを1体でも出すことができれば私の勝ちが決まる…! )

 

 

マウス :「 マイターン! カードをドローする 」

 

マウス :「 墓地のライトロードカードはちょうど4種…! 」

 

マウス :「 “ 裁き ” のカードを場に出させてもらう…!! 」

 

 

リーチ :「 トラップカード! 奈落の落とす穴! 」

 

 

マウス :「 ニヤリ 」

 

マウス :「 この瞬間に裁きのカードの “ 優先権 ” が発動される! 」

 

マウス :「 ライフを1000払うことでフィールドのカードを全て破壊する…! 」

 

マウス ・・・ ( もちろん、もう1枚の伏せカードもだ…! )

 

 

リーチ :「 破壊されるよ 」

 

リーチ :「 でもこれで “ 裁き ” のカードはゲームから除外される! 」

 

リーチ :「 攻撃ができないからボクのライフは削れない! 」

 

 

マウス ・・・ ( あがいても無駄なんだよ…! )

 

マウス ・・・ ( 私が “ 裁くと決めた者 ” は必ず裁かれる )

 

マウス ・・・ ( そう! 必ずだ…! )

 

マウス ・・・ ( 忘れた頃に殺すのもいい…! すぐに仕留めるのもいい…! )

 

マウス ・・・ ( しばらく泳がせるのも楽しいもんだ…! )

 

マウス ・・・ ( 全ては私の気分と状況次第…! )

 

マウス ・・・ ( 殺ると決めたタイミングで執行するのさ…!! )

 

マウス ・・・ ( いずれはおまえも… )

 

マウス ・・・ ( 機会があればなァw )

 

 

マウス :「 手札から “もう1枚” の “裁き” のカードを場に出す! 」

 

マウス :「 これでゲームエンドだな! 」

 

マウス :「 私の分身 “ ジャッジメント ドゥラグゥーン ” 」

 

マウス :「 裁きのドラゴンだ…!! 」

 

マウス :「 ハッハッハッハ…!! 」

 

 

リーチ :「 あー、これは負け! 」

 

 

マウス :「 マイ・ソウル・カード! 」

 

マウス :「 ジャッジメント ドゥラグゥーン 」

 

マウス :「 ファーストゥ シークレットっ…! 」

 

マウス :「 マイ・パゥアーーー!!! 」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

デュエルシーン終わり

 

 

 

場面変わりー

 

 

マウス :「 そうか 」

 

 

エヌヌ :「 盗んだダムドの1stシクを手に持ちながら、 」

 

エヌヌ :「 こんな感じで言ってたよ 」

 

エヌヌ :「 こんなきったねえトップローダーに入ってたのか~ 」

 

エヌヌ :「 いらねーからこの辺に捨てよっ! ポイっ! 」

 

 

マウス ・・・ ( ブチィィィ…!! )

 

 

エヌヌ :「 あいつはよくオレらにはするよ 」

 

エヌヌ :「 盗み自慢 」

 

 

マウス ・・・ ( 盗み自慢? )

 

 

 

マウスの回想

 

 

リーチ :「 あのクソデブから盗んでやったんだよ 」

 

リーチ :「 このトリシューラン 」

 

リーチ :「 キモイシャーカーだからアド損させないとね 」

 

リーチ :「 何て言ったっけ? 」

 

リーチ :「 そうそう。 “ イクセイ ” 」

 

リーチ :「 デブのトリシューランとか持ち損だから安く売ってあげるよw 」

 

リーチ :「 さっきは他の人にこのクソデブから盗んでやった、 」

 

リーチ :「 BFのゼピュロシュを売ってきたところだからねw 」

 

 

回想終わり

 

 

 

マウス ・・・( 私にも盗み自慢はしている… )

 

マウス ・・・( つまりは最近の収穫について問えば良い )

 

マウス ・・・( そこでダムドの話が出てくれば、 )

 

マウス ・・・( 返してもらうのみ )

 

マウス ・・・( だがここで私に隠せば、 )

 

マウス ・・・( 私の知人だと知ってダムドを盗んだことになる )

 

マウス ・・・( そうなればイージーゲーム…!! )

 

マウス ・・・( 破壊が執行される…! )

 

マウス ・・・( 誰かがヘマをこけばそいつを殺してアドを取るのみ )

 

マウス ・・・( それが “ 制裁ビジネス ” )

 

 

マウス ・・・( あ~欲しいなァ~ )

 

マウス ・・・( あいつが大事そうにしている、あのヒーローデッキ笑 )

 

マウス ・・・( 英語のフルレアリティ! )

 

マウス ・・・( GXのハーフマット! )

 

マウス ・・・( これだけじゃない! )

 

マウス ・・・( 奴のカードは全てオレのものになる! )

 

マウス ・・・( そして奴からヒーローデッキを奪い取った暁には、 )

 

マウス ・・・( “ 真のヒーロー ” として、 )

 

マウス ・・・( このオレ様が使ってやろうじゃないか! )

 

マウス ・・・( “ ヒーロー ” にふさわしいこのワタシがなァw )

 

 

 

数日後ー

 

時刻は日が沈んだ頃ー

 

場所はとあるカーキンにてー

 

 

リーチ :「 ういーっす! 」

 

リーチ :「 いや~ バイトの休憩時間だから、ちょっと暇でねw 」

 

 

カーキンの店員が軽くお辞儀をする

 

 

リーチ ・・・( あわよくば適当な奴からカードを盗んでやるぜw )

 

 

マウス :「 おや? 」

 

マウス :「 これはこれは “ リーチ✩フェアラート ” さん! 」

 

 

リーチ :「 今日はデュエルする時間がないんだ 」

 

リーチ :「 休憩時間が短いからね 」

 

 

マウス :「 なるほど、今日はデッキを持ってきていないのか 」

 

 

リーチ :「 そうだね、でもバイト先にはあるよ 」

 

 

マウス ・・・( バイト先は “ 日本海 ” という居酒屋・・ )

 

マウス ・・・( 全ては “ エヌヌ ” から聞いている )

 

 

リーチ ・・・( 最近、こいつの知り合いからダムドを盗んだばかりだ )

 

リーチ ・・・( 今日の休憩時間はやめておくか )

 

リーチ ・・・( そもそも、何でこの時間にこいつがいやがる )

 

リーチ ・・・( 退散かね )

 

 

マウス ・・・( リーチ✩フェアラートがこの場から去れば動くとしよう )

 

マウス ・・・( 暴れることを想定すれば、ここではまずい )

 

マウス ・・・( 奴がバイト先に戻るタイミング…! )

 

マウス ・・・( そこでケリをつけてやろうじゃないか…! )

 

 

リーチ ・・・( まあもし、こいつに聞かれても知らないって答えればいい )

 

リーチ ・・・( ダムドは喉から手がでるほど欲しかったカードだからね )

 

リーチ ・・・( いかにも養分みたいな賢者が持ってやがってムカついたよ )

 

リーチ ・・・( 何でぼくの持ってないカードを、 )

 

リーチ ・・・( こんな賢者が持ってるんだってね )

 

 

マウス ・・・( 仮にダムドを取り返すことができなくても良い )

 

マウス ・・・( いずれにしろ、奴が盗んだという確信は得ている… )

 

マウス ・・・( バイト先にデッキがあるとは良いことを聞いたな )

 

マウス ・・・( ならばデッキで補填してもらおうじゃないかw )

 

 

リーチ✩フェアラートは無言でその場から立ち去る。

 

 

マウス :「 ニヤァ 」

 

 

リーチ✩フェアラートは自転車に乗り、“日本海”の方角へ向かう。

 

カーキンの窓からそれを確認した、マウス☆ベラトールは、

 

即座に階段を降り、自らも自転車に乗り、その方角へ向かうことに。

 

 

マウス ・・・( 奴の様子を見る限り、普段とは明らかに違った… )

 

マウス ・・・( 行動と態度にあらわれやすいタイプ… )

 

マウス ・・・( 実にわかりやすい…! )

 

マウス ・・・( 面白くなってきたな…! ( 自転車をこぎながら ) )

 

 

マウス☆ベラトールの視界に、リーチ✩フェアラートがうつる。

 

 

マウス ・・・( 逃げられると思うなよ…笑 )

 

マウス ・・・( 瞬時に最悪のシナリオを考えてやる… )

 

マウス ・・・( 臨機応変に “ 人格 ” を変えることで、 )

 

マウス ・・・( 奴の思考を抑えこみ、コントロールする )

 

マウス ・・・( その場の状況に応じて、シナリオを変更しつつ、 )

 

マウス ・・・( 最終的には、奪える限り奪いつくす…! )

 

マウス ・・・( これが私のやり方…! )

 

 

 リーチ :「 ? 」

 

 

マウス :「 あんまり早く消えるもんだから、 」

 

マウス :「 もう少し雑談がしたくてねw 」

 

 

リーチ :「 これからバイトしなきゃいけないから 」

 

 

マウス :「 それはわかっている 」

 

マウス :「 なら1つだけ 」

 

 

リーチ :「 ? 」

 

 

マウス :「 最近の収穫はどうだい? 」

 

マウス :「 また聞かせてほしいんだ 」

 

マウス :「 どんなキモイ奴から奪い取ったかって話をねw 」

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

リーチ :「 最近はとくにないよ 」

 

リーチ :「 バイトもあるしね 」

 

 

マウス :「 そうかw 」

 

 

リーチ :「 それじゃあ! 」

 

 

マウス ・・・( ・・・・・・ )

 

 

オオオオオオオ・・・

 

 

マウス :「 ギロリっ ( 自転車で去って行くリーチを睨みつける ) 」

 

 

マウス ・・・( はい破壊確定 )

 

マウス ・・・( 破壊確定 破壊確定 破壊確定 破壊確定 )

 

マウス ・・・( 破確 )

 

マウス ・・・( そんななげー単語思いうかべてる時間無駄だから、 )

 

マウス ・・・( 破確って略しちゃう♪ )

 

マウス ・・・( ふっへっへっへっへっへっへ… )

 

マウス ・・・( ところで )

 

マウス ・・・( 無事にバイト先に戻すわけねーだろカス )

 

マウス ・・・( はい快速自転車から特急自転車にへんこ~う! )

 

マウス ・・・( しんかんせーん! )

 

マウス ・・・( はい日本海のまえ~ )

 

マウス ・・・( はい現在目の前にクズが自転車止めようとしていま~す♬ )

 

マウス ・・・( ショット! )

 

マウス ・・・( しんかんせん、その辺に捨てて、なにする~? )

 

マウス ・・・( 飛び蹴り♡ )

 

 

リーチ :「 あっ、あああああああああ…! 」

 

 

マウス ・・・( みごとぉ~に! )

 

マウス ・・・( 自転車からブットビングのリーチ先輩こんちやーすっ♬ )

 

 

マウス :「 ニヤア 」

 

 

リーチ :「 ・・・っ痛 」

 

 

マウス :「 まだ学生服着た若僧に、 」

 

マウス :「 飛び蹴りくらわされた感想お願いっす! 」

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

 

マウス :「 聞いてんのかタコ 」

 

マウス :「 てめー変な賢者からダムドぬちゅんでやったぜぇ~とかって、 」

 

マウス :「 いつも通り死ぬほどキモイ口調で語ってくりゃ、 」

 

マウス :「 飛び蹴りくらう必要なんてなかっただろーがアホナス 」

 

マウス :「 わざわざこのオレ様が蹴ってやってんだからな? 」

 

マウス :「 感謝しろよ(笑) 」

 

 

リーチ :「 ダムド? 」

 

リーチ :「 何の話? 」

 

 

マウス :「 フッ 隠しきれると思ってんのか? 」

 

マウス :「 はい補填パ~ンチ! 」

 

 

リーチ :「 うごぉおおお 」

 

 

マウス :「 はい問1、 」

 

マウス :「 なぜオレ様にいつものように、 」

 

マウス :「 盗み自慢( ダムド1stシク )をしなかった? 」

 

 

マウス :「 問2、 」

 

マウス :「 なぜわたーしにダムドを盗んでいないと否定した? 」

 

 

リーチ :「 ・・・っ痛 」

 

 

マウス :「 素直にキックですっ! 」

 

 

リーチ :「 ガウバああああ 」

 

 

マウス :「 寝てっからかわりにオレ様が回答ぅ~ 」

 

マウス :「 マウチュのちりあいだとわかってて、 」

 

マウス :「 ダムドのファーチュトチクをぬちゅんだからぁ~♬ 」

 

マウス :「 せいかいっ! 」

 

 

マウス :「 はいムカついたから、 」

 

マウス :「 もう一回、補填キック! 」

 

( 実際には上からふみつけてるだけw )

 

 

リーチ :「 ぼんぼぉおおお 」

 

 

マウス :「 んだよ、いちいちうるせーな 」

 

マウス :「 さっさとダムドもってこいよ殺すぞ 」

 

マウス :「 オレはなぁ! 」

 

マウス :「 あのダムドを引いたり出したり繰り返してたんだよぉ~! 」

 

マウス :「 同じ人間からなァw 」

 

マウス :「 いつものように、引こうと思ったら、 」

 

マウス :「 盗まれたって…wwww 」

 

マウス :「 おまえ、オレのビジネスパートナーに何してくれてんねん 」

 

マウス :「 アドがとれねーじゃねーかよお~ぅ!! 」

 

マウス :「 ぱっはっはっはっはっはっはっはwwww 」

 

 

リーチ :「 ダムドはホビュシュテに売っちゃったからもうないよん 」

 

リーチ :「 3000円という破格で売ってやったよw 」

 

( 当時の相場8000円くらい )

 

 

リーチ :「 だから返したくても返せないね 」

 

リーチ :「 ざんねんw 」

 

 

マウス :「 あえぇ~? 」

 

マウス :「 あえぇえええーーーーーーーーーーーーいっ!!!! 」

 

マウス :「 プッ 」

 

マウス :「 ぱっはっはっはっはっはっはっはぁあーーーーーっ!!!! 」

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

 

マウス :「 へぇええぇーーーーーー… 」

 

 

リーチ :「 ・・ 」

 

 

マウス :「 ♬ 」

 

 

両者の目が合った瞬間

 

 

リーチ :「 うぶごげあぶがへうぐぅおおおおおおおおお 」

 

( 腹パンが炸裂♡ )

 

 

マウス :「 次に許可なくしゃべったら 」

 

マウス :「 ぶっころすぞ 」

 

 

リーチ :「 あ、ああ、あ~っ… あぁ、、 」

 

( もがき苦しみ中の巻♬ )

 

 

マウス :「 はいさっさと今すぐ至急大至急ダムドのファーストシクをここまで持って飛行機級じゃなくて宇宙船級でテレポート級で100回土下座して謝ってから全デッキとファイルとそれ以外のカードも全部オレ様によこして全カードショップ出禁死ぬまでカード禁止だからわかったら100万回返事しろゴミ以下のクズクズ以下のチリチリ以下のハイはい論破っ 」

 

マウス :「 あと100回土下座中に数え間違えたら最初からやり直しだし100回から1000回に増やすし罰金10000円取るしムカつき次第では補填パンチ笑顔で5億発くらわすしダムド2億枚くらい買ってきてもらうし買ってこなかったら洗濯機におまえ突っ込んで心から洗ってやるしオレ様の血だと思ってケチャップ皿に爆盛りしたやつ皿ごと口に突っ込むしもし抵抗したらボールペンでオレ様自身の腕を刺しまくってそっから出てきた正真正銘神様仏様マウス様の本物の血飲ましてやるしもし感謝しなかったらオレ様のうんこ食わしてやるしオレンジジュースだと思ってオレ様のしょんべんも飲ましてやるから感謝しろよはい論破っ 」

 

マウス :「 それと一生飯抜きだし毎日朝昼晩オレ様のしょんべんとうんこ以外飲食禁止だしもし約束やぶったら駐車場の地面に縛りつけておまえめがけて石500発くらい投げるしもし死ななかったら死ぬほどうざいしムカつくしストレスたまるし気分的に5億くらいはマイナスくらうから無限発なぐって殺すけど結局は死んでもらってもおもしろくないからとりあえずナイフで目の前でメンタマえぐりとってもらうし石なげたとき傷ついた肌に大量のわさび塗りたくってやるしもし痛がったら金属バットで背中ホームランするしもし気絶したり骨折したりしたらそのまま放置してペットショップから可能な限りカエル買ってきて全部食わせてやるしそこでマイナスくらってうざいけどあの世にカエルなら仕方ないと思うけどでもムカつくから人体解剖して体内でまだカエル何匹生きてるかどうか確認するし死んだからといって許すわけじゃないから脳みそとか冷凍保存するし心臓みじん切りにしてありの巣に持っていくしせめて最期くらいは世の中のためじゃなくて地球のためになってほしいからあそこ切断したやつつばめの巣に持っていくし他に心当たりのあるうざい奴の家とか荷物にさりげなくおまえの腕とか足とか入れるしレアカードみたいな感覚でエクゾデアパーツ全パーツ揃えるの旅とかするからわかったら一生返事しろはい論破っ 」

 

 

リーチ :「 バ、バイト先にあるから。。 」

 

リーチ :「 ダ、ダムドもバイト先にあるから。。 」

 

リーチ :「 に、に、荷物今から持ってくるよ。。 」

 

 

マウス :「 は~い♡ 」

 

 

マウス :「 あ、10秒以内ね♬ 」

 

 

マウス ・・・( そうだ… それでいい… )

 

マウス ・・・( おまえのようなゴミは私に従っていればいい… )

 

マウス ・・・( さて、 )

 

マウス ・・・( シナリオは出来上がったぞ )

 

マウス ・・・( “ 希望 ” という名のシナリオがなァw )

 

マウス ・・・( 奴には希望を与えるように見せかけることで誘導し、 )

 

マウス ・・・( 地獄を見せる…! )

 

マウス ・・・( 救えねえ奴とはまさにこいつのことよ! )

 

マウス ・・・( クククククっ… )

 

マウス ・・・( ただ破壊があるのみ… )

 

マウス ・・・( オレは復讐者なのさ…! 善意のなァ笑 )

 

 

リーチ :「 持ってきました 」

 

 

マウス :「 それじゃあ、まずはダムドの1stシクを見せてもらおうか♬ 」

 

 

リーチ :「 ファイルのどこかに入ってるんだけど、、 」

 

 

マウス :「 見せてみろ 」

 

 

マウス ・・・( このファイルは既に、 )

 

マウス ・・・( オレのものと言っても過言ではない…! )

 

マウス ・・・( まあまあ良いカードが入っているじゃないか )

 

マウス ・・・( かと言って、これだけで済ますつもりはないがなw )

 

マウス ・・・( ところで、? )

 

マウス ・・・( ダムドが入っていない? 何故だ? )

 

マウス ・・・( 全ページを確認しても入っていない )

 

 

マウス :「 ダムドが見当たらん 」

 

マウス :「 どこにある? 」

 

 

リーチ :「 ファイルの中だけど、、 」

 

 

マウス :「 あ? 」

 

 

リーチ :「 もう、しょうがないなぁ~ww 」

 

リーチ :「 正解はデステニーヒーローブルーティーの後ろでちた~笑 」

 

リーチ :「 ほらあったでしょ 」

 

リーチ :「 ぼくが盗んだダムドの1stシクw 」

 

 

マウス :「 てめー顔面、シンバルで100回演奏したんぞこら 」

 

 

リーチ :「 すいません 」

 

 

マウス :「 イラんことしたからデッキ没収ぅ~! 」

 

マウス :「 文句ある? 」

 

 

リーチ :「 い、いや、で、でっきは、、 」

 

 

マウス :「 何か言った? 」

 

 

リーチ :「 ひ、ひーろーでっきはかんべんしてください 」

 

 

マウス :「 やだ 」

 

 

マウス ・・・( 出ました賢者の無駄な抵抗w )

 

マウス ・・・( はいここで出番だよ希望を与えるシナリオん♡ )

 

マウス ・・・( プロジェクト 希望(大笑) )

 

マウス ・・・( ここで強引に奴が今手元に持ってるカードを没収するよりも、 )

 

マウス ・・・( やっぱ、こいつのカード “ 全部没収 ” したいじゃん? )

 

マウス ・・・( ふつーに )

 

マウス ・・・( だからシナリオ発動すんの、わかる? )

 

マウス ・・・( デッキどころじゃ済まないの♬ )

 

マウス ・・・( ブラックホールしちゃうの♪ )

 

 

リーチ :「 な、なんとか、ひ、ひーろーでっきだけは、、 」

 

 

マウス ・・・( こいつの “ 人生枠 ” はヒーローデッキに決定♡ )

 

 

マウス :「 仕方がない 」

 

マウス :「 没収はとりあえず保留にしておこう 」

 

 

リーチ :「 ? 」

 

 

マウス :「 今週の土曜日だ 」

 

マウス :「 12時にカーキンへ来い 」

 

マウス :「 おまえの周囲の人間、 」

 

マウス :「 私の周囲の人間、 」

 

マウス :「 おまえから盗まれた被害者らで、 」

 

マウス :「 真っ当に会議をしようじゃないか 」

 

マウス :「 そこで決めよう 」

 

マウス :「 没収するか、しないかをな 」

 

マウス :「 それまでの間、 」

 

マウス :「 そのファイルとデッキは全てオレが預かる 」

 

マウス :「 もちろん、土曜日に預かったものは持っていく 」

 

マウス :「 もし没収するべきでないと決まれば、 」

 

マウス :「 その場で預かったものを全部返してやる 」

 

マウス :「 だがもし12時までに来なければ自動的に、 」

 

マウス :「 預かったものは全て没収する 」

 

マウス :「 いいか? 」

 

 

リーチ :「 わかりました 」

 

 

マウス ・・・( 奴が希望を信じるなら必ず来る…! )

 

マウス ・・・( もし来ないにしても預かったものだけは、 )

 

マウス ・・・( 確実にオレのものになる…! )

 

マウス ・・・( いずれにしても勝つのはオレだけだ…!! )

 

マウス ・・・( ほんの僅かにでも返ってくるという希望があるならば、 )

 

マウス ・・・( 奴は来るしかないのだ… )

 

マウス ・・・( 私は奴に可能性を与えると同時に、 )

 

マウス ・・・( 私自身にも可能性を与えた…! )

 

マウス ・・・( そう、どちらにも “ 可能性 ” がある )

 

マウス ・・・( 一方は預けたカードが全て戻ってくるという希望! )

 

マウス ・・・( もう一方は奴のカードを全て没収できるという希望! )

 

マウス ・・・( 2分の一の確率だが、限りなく奴が不利なのだ )

 

マウス ・・・( 何故だと思う? )

 

マウス ・・・( 会議に参加する者全員が奴の敵になればいいだけ…! )

 

マウス ・・・( そうなるように予め手配しておけばいい )

 

マウス ・・・( それができないならまずこのプロジェクトはありえない )

 

マウス ・・・( 確信したのさ…! )

 

マウス ・・・( この手を使えば確実に奴を追い込むことができると…! )

 

マウス ・・・( 盗みぐせの悪い奴には、 )

 

マウス ・・・( “ 絶対的な恐怖 ” を見せる必要がある! )

 

マウス ・・・( 見せるだけではない! 植えつけるのだ…! )

 

マウス ・・・( 中途半端にジャスティスマンをしたんじゃ、 )

 

マウス ・・・( また同じことを繰り返すだけ… )

 

マウス ・・・( だからしばらく機能しないように全部奪えばいいのさ笑 )

 

マウス ・・・( かわりにこっちがやるのは絶望…! )

 

マウス ・・・( 害虫退治といったところだ…! ハッハッハ…! )

 

 

 

 

 

やっぱり今回は話が長いからぁ~

 

次の更新で完結するように書くことにしたんだぜぇ~?

 

 

ってなわけで次回予告をしようじゃないか!

 

 

次回!! 第15話 「偽りの友情」

 

デュエル☆スタンガン!!

 

 

この物語はフィクションであり、

 

実在の人物・団体とは一切関係ありません(笑)